都会的な要素のタウンと大自然のカントリーをあわせ持ち、一年を通して過ごしやすい温暖なオアフ島にも季節があり、果物、野菜、海洋動物、植物、波の高さ、降雨量、日照時間などシーズン毎に肌で感じる違いがあります。

太陽の日差しがより強く日照時間が長くなる７月〜９月を「日(太陽)」シーズンと称し、この時期の旬な情報や特徴のほかに、過ごし方のアイディア、ビーチ情報、ショッピング情報などをご案内いたします。

【 日(太陽)シーズンの特徴 】
７月〜９月は天候が安定し太陽の日差しが強くカラッとした陽気で、木陰の清々しい心地よさを感じられるシーズンです。眩しい程の強い日差しは、あらゆる風景の色彩が濃く鮮やかに見え南国情緒溢れます。
この時期は日の出時間が早いのでワイキキビーチ、カピオラニ公園、アラワイ運河などホテル周辺の散策や、ダイヤモンドヘッド登山は気温が上がる前の早朝がお薦めです。日中、屋外では陸・海・空で様々なアクティビティが楽しめますが紫外線対策が必須です。日差しを避けたい方は博物館や美術館巡り、ショッピング、スパ、熱帯雨林の中マノア滝を目指すハイキングなどがお薦めです。夕方はビーチフロントでハワイアンショーを観たり、食事前のカクテルを飲んだり、サンセット・クルーズを楽しんだり、バーベキューをしたり、日照時間が長いので朝から夕方まで存分に楽しむことができます。
レンタカーを借りて１日のんびりとオアフ島周遊ドライブへ出かけても、日の入り前にワイキキへ戻ることができるのもこのシーズンです。オアフ島のカントリーサイドの大自然を満喫するには最適な季節と言えます。

夏休みを利用した家族旅行が増えるこの時期は、ファミリー向けや子供向けの特別プログラムが各所で用意されます。ホテルでは英語で楽しみながらハワイ文化を学ぶことができる子供向けキッズプログラムを実施します。ホテル以外の施設でも子供やファミリー向けの特別プログラムを用意していることがあります。
この他にも現地の学校ではアクティビティを通して自然に英語に慣れる子供向けのサマースクールを開校します。

【 ビーチ情報 】
日差しが強いこの時期、海の色は濃くなりより一層鮮やかで美しくなります。
冬期はビッグウェーブがやってくるサーフィンのメッカとして有名なノースショアは湖のように静かになり、透明度が高くハワイ固有種の海洋生物も見られスノーケリングや遊泳に適します。シャークスコーブではカラフルな熱帯魚が見られ、ラニアケアビーチでは甲羅干しに上がってくる海亀に遭遇する確率が高くなります。
また、その名の通り水平線に沈む夕日が美しいサンセットビーチもこの時期は海水浴のできる穏やかなビーチとなり日光浴を楽しむ人々で賑わいます。アラモアナビーチやワイキキビーチなどがあるサウスショアではサーフィンに最適な波がやってきます。週末になると多くのアマチュアサーフコンテストが開催され、８月２３日から２９日はデューク・カハナモクを讃える「デューク・オーシャン・フェスタ」がワイキキビーチで開催されます。

【 旬な食材 】
日本でもお馴染みのマンゴー、パイナップル、ライチ、パパイヤといったトロピカルフルーツが美味しくなります。マンゴーやライチは６月下旬から７月初旬が収穫期で、パイナップルやパパイヤは年中美味しく食べられますが、夏のこの時期は甘みや香りも濃いのが特徴です。
野菜はスイカ、トウモロコシ、トマト、セロリ、ウォータークレソン、ベビーリーフ(ベビーグリーン)、ズッキーニ、大根などが旬の食材です。ホノルルのレストランでも、カフクコーンの冷製スープなど収穫期の時でないと味わえない逸品も登場します。
収穫されたばかりの熟れたフレッシュフルーツや野菜はスーパーやチャイナタウン、オアフ島各所で開かれている朝市やファーマーズマーケットで買うことができます。チャイナタウンではフレッシュフルーツを使った安くておいしいスムージーが楽しめます。

【 ショッピング情報 】
オアフ島では年２回、夏と冬に大規模なセールが実施されます。
夏のセールは７月４日の独立記念日前から８月にかけて集中しており、ショッピングセンター、ブランドの旗艦店、アウトレットなどで開催されます。
また、ハワイ・オール・コレクターズ・ショーやメイド・イン・ハワイ・フェスティバルなどのショッピングイベントも多く、７月上旬から中旬の週末には夏のサイドォーク・セールが各ショッピングセンターで実施されます。
日中日差しを避けたい方にはカハラモールがお薦めです。アクティビティで日中時間のない場合は夕食後にショッピングを楽しむこともできます。