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ハワイ オアフ島 / クアロアで出会えるハワイ固有鳥「アラエ・ウラ」

掲載日時:2011年10月07日

情報提供:社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会

オアフ島北東に位置するクアロアランチ・ハワイ(以下、クアロア)では、敷地内に点在する養殖池に棲息するハワイ固有種の鳥(ハワイ語でアラエ・ウラ)に出会うことが出来ます。

現在、クアロアに棲息するアラエ・ウラは5羽で、サイズは大きいもので全長約30cmあります。全体が濃い灰色で、尾と横側に白い縞があります。額と口ばしの根元は鮮やかな赤色で、口ばしの先は黄色で鶏に似ています。行動は用心深く、軟体動物や水生植物を好みます。
この養殖池は、普段は地元の子ども達の課外授業の場として利用されていますが、クアロア教育課のスタッフが立ち入り禁止の看板を作るなどして、アラエ・ウラの生活環境を保護しています。

アラエ・ウラは、北アメリカやユーラシア大陸でみられるバン(鳥類)のハワイ固有種で、淡水の湖沼、湿地、貯水池、養殖池などに生息しています。昔はマウイ島、モロカイ島、ハワイ島にもいましたが、現在ではカウアイ島とオアフ島のみに生息する水鳥です。絶滅の危機に瀕していますが、生態が未だ謎に包まれているため、はっきりとした生息数はわかっていません。
アラエ・ウラの「ウラ」は、ハワイ語で赤を意味します。「アラエ」は、バンの総称です。

ハワイの伝説では、アラエ・ウラは神々の火をハワイの人々にもたらした鳥とされています。クアロアに棲むアラエ・ウラを将来的に新しい見所スポットとして旅行者の方々にもご覧いただけることが出来るよう検討しています。
皆さまのご来場お待ちしております。

〔神々の火を盗む話〕
マウイ島に住んでいたアラエ・ウラは、人々が火の存在を知らないことを気の毒に思っていました。
そこでアラエ・ウラは、神々が住む聖地に飛んで行き、燃える枝を盗んでマウイ島に持って帰りました。
しかし、そのときに彼の白い額は、火に焼けて真っ赤になってしまったと言われています。



※クアロアランチ ハワイについて
オアフ島カネオヘ地区にあり、ワイキキから車で約45分です。ハワイの大自然の中で10種類以上のスポーツやアクティビティが楽しめます。カップル、ファミリー、熟年、団体など、どなたでも楽しむことが出来ます。
食事やパーティが出来る「ランチハウス」や、オアフ東海岸最大のビジターセンターには、100台収容の駐車場があり、太平洋が一望出来るカフェテリア、オリジナルギフトショップなどの施設があります。
クアロアランチ ハワイの敷地内では、アクティビティを楽しむだけでなく、大小問わず旅行者のグループや団体のイベントとしても活用出来る場所が数多くあります。

親子で泳ぐアラエ・ウラ親子で泳ぐアラエ・ウラ

水浴びするアラエ・ウラ水浴びするアラエ・ウラ

棲みかにしている養殖池棲みかにしている養殖池