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オーストラリア シドニー / 「新型コロナウイルス」に関する最新情報

掲載日時:2020年12月04日

情報提供:株式会社トランスオービット

シドニーにおける新型コロナウイルス(COVID-19)に起因する、旅行者が知っておくべき行動制限、観光施設、飲食店、商店のオープンなどの最新情報をお知らせいたします。

ニュー・サウス・ウェールズ州における新規感染者の報告は最近では1桁の日が多く見られるようになり、9月に入ってからは新規感染者の報告が0の日もでてきております。

ニュー・サウス・ウェールズ州では、公共交通機関利用時、スーパーマーケット等の店内でのマスク着用の推奨を開始しました。具体的には下記の通りです。
* 公共交通機関やスーパーマーケットなどの屋内での物理的な距離を維持することが困難な場所
* カフェ、レストラン、パブ、クラブなどの接客業や顧客に接する場所のスタッフなど、感染のリスクが
 高い屋内環境
* 礼拝所に出席している間

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★ 本情報の注意事項
* オーストラリアでは連邦政府が国境に関する規制、及びオーストラリア国内の大枠の制限を決め、各州政府が更に細かい制限を決定します。
* オーストラリア連邦政府と各州の政府とで同じ事柄に対して異なる制限がある場合、州政府の決めた制限が優先されます。
* 当該情報によって生じた損害・不利益等についていかなる責任も負いかねます。

■ ニュー・サウス・ウェールズ州の新型コロナ感染状況
ニュー・サウス・ウェールズ州での新規感染者数は、海外からの帰国者となっており、州内での新規市中感染者は0の日が続いております。

11月29日現在
* 総感染者数 --- 4,568名
* 新規感染者数(24時間) --- 8名
* 現感染者数 --- 14名
* 死者数 --- 53名

■ 観光・旅行関連の行動制限
シドニーの観光・旅行に関する、新型コロナウィルスよる影響は以下の通りです。

◎ 旅行の制限
* 全ての州からの入州を許可。11月23日よりビクトリア州からの入州を許可。
 過去14日以内に南オーストラリア州に入ったことがある場合は、入州の前に入境申請書の提出が必要。

* 10月16日よりニュージーランドからの旅行者を検疫無しで入州許可

◎ 観光施設
* 最大入場者数の上限を設定した上で、博物館、美術館、動物園、水族館、
 その他観光施設は営業を再開。 (一部時間短縮、休業日を増やす等で調整あり)
* ほぼ全てのツアーは催行休止。 (再開日未定)

◎ ホテル
* 多くのホテルで営業を再開し、休業しているホテルはごく少数となっています。
* ホテル内レストラン、バーに関しては「レストラン」の項目を参照。

◎ レストラン
* 収容人数を最大300名、または店内面積4平米につき客1名のうち、いずれか少ない方に制限
* 200平米未満の小規模店舗では、屋内は2平米あたり1名、収容人数は最大50名。
 (12月07日より面積に関係なく2平米あたり1名)

* 屋外エリアは面積2平米につき客1名
* 予約・1テーブルの人数を30名までに制限
* 電子エントリー記録(QRコード等)を使用し、利用者の名前、連絡先、利用日時の記録

◎ ヘイト事案
シドニー市内および近郊における、新型コロナウィルスに関するヘイト事案に関する情報は、以下の通りです。

* ニューサウスウェールズ州内ではなし

■ 交通機関
シドニーの交通に関する、新型コロナウィルスよる影響は以下の通りです。

◎ 空港
* 国際線ターミナルは、1日5〜10便しか発着がないことから閑散としている。
 ほぼ100%の人がマスクを着用している。
* 国内線ターミナルは、州間移動規制が継続されているため、便数が平常時より大幅に少なく、
 国際線ターミナルほどではないが閑散としている。
 およそ50%の人がマスクを着用。
* シドニー空港の国際線到着は、検疫・隔離体制を厳格に実施するため、1日あたり450人、
 到着1便あたり50人に制限されている。

◎ 市内交通
* バス、列車は運行されておりますが、車内はガラガラに空いている。
* 本数を減らして運行中。また1車両あたりの人数制限を実施。
* 市内中心部の企業は在宅勤務を継続しているため車内は空いているが、10月より乗車人数は
 それまでより増加してきている。

■ 生活関連
シドニー市内の生活関連に対する新型コロナウイルスの影響、市内の様子は以下の通りです。

◎ 市中の様子
* シドニー市内は在宅勤務を継続している人が多いため閑散とした状態が続いていたが、
 10月に入ってからは平日の企業勤務者、週末の買い物客がそれまでより人出は多くなってきている。
 特に11月30日の週より、シドニー市内への通勤者が増え始めている。
* メルボルンの感染拡大とマスクの義務化(現在は任意)、公共交通機関等でのシドニーでの
 マスク着用推奨により、マスク着用者が増えている。
 シドニー市内の屋外で1%程度、公共交通機関の車内で30〜50%程度、
 スーパーマーケット等の屋内では10%程度。
* 公共交通機関車内でのマスク着用を促すステッカーが貼られていることもあり、
 車内でのマスク着用率は比較的高い。
 メルボルンが再ロックダウンされた時にはシドニーでもマスク着用者が増えたが、
 現在は公共交通機関の車内を除き大きく低下している。

* 郊外のショッピングモールは、ほぼ平常時に戻っている。

◎ 商店
* シドニー市内中心部では、一部を除きほぼ全ての商店が再開。
* 一部の店舗で現金払い不可、カードのみとなる。
* 4平米あたり1名の入店人数制限 (12月07日より2平米あたり1名)

◎ 通信
 平常通り

◎ 物流
 郵便・宅配の遅延が発生しておりましたが、現在はほぼ解消されている。

■ その他
シドニーにおける新型コロナウィルスの規制、罰則、その他の情報は以下の通りです。

◎ デモ情報
 過去に何度か行われましたが、特に大きな混乱は発生しておりません。

◎ その他
* 屋外での集まりは、最大50名まで。 (12月07日より100名まで)
* 会社のイベントは300名まで、宗教儀式も300名まで。
 (4平米ルール。12月07日より人数制限なし。)
* 結婚式は300名まで。
 (屋内4平米ルール、屋外2平米ルール。12月07日より人数制限なし。)
* 葬儀は4平米あたり1名、または300名までのどちらか少ない方。(12月07日より人数制限なし。)
* 別の世帯を訪問する際は、最大20名まで。(12月01日より30名まで。)
* 屋外での抗議活動(デモ)は、最大500名まで許可。(12月07日より2平米ルールで3,000名まで。)
* 映画館、劇場、コンサートホールは、定員の50%から最大1,000名まで
 (4平米ルール及び着席要。12月07日より座席の75%)
* 野外での音楽鑑賞の人数制限は、最大3,000名まで。
* 会社事務所では、オフィス面積4平米につき社員1名まで。
 社員が在宅勤務を希望した場合は、合理的な理由がない限り許可しなければならない。(12月13日まで)
* 下記の状況におけるマスク着用の推奨を8月02日より開始。
 1) 公共交通機関やスーパーなどの屋内での物理的な距離を維持することが困難な場所
 2) カフェ、レストラン、パブ、クラブなどの接客業や顧客に接する場所のスタッフなど、
  感染のリスクが高い屋内環境
 3) 礼拝所に出席している

以上、ご注意ください。

■ 新型コロナウィルスに関する外部情報
* 在シドニー日本国総領事館 新型コロナウィルス情報
 https://www.sydney.au.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
* オーストラリア連邦政府 新型コロナウィルス感染者数状況
 https://www.health.gov.au/news/health-alerts/novel-coronavirus-2019-ncov-health-alert/coronavirus-covid-19-current-situation-and-case-numbers
* ニューサウスウェールズ州政府 新型コロナウィルス感染者数状況
 https://www.health.nsw.gov.au/Infectious/covid-19/Pages/stats-nsw.aspx
* ニューサウスウェールズ州政府 新型コロナウィルスの行動制限
 https://www.nsw.gov.au/covid-19/what-you-can-and-cant-do-under-rules