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【トラブル対処】旅行先でのトラブル対処法。

各種再発行手続き

航空券の各種再発行手続き

従来、再発行に手間を要していた航空券の再発行ですが、「eチケット」(Electronic Ticket)の普及により、その手続きも簡素化されつつあります。しかしながら現在も多くの航空会社で従来のスタイルの航空券を使用しており、その場合にはこれまで同様の手続きが必要です。

下記に代表的な手続き方法をお知らせいたしますが、その手続きの詳細はご利用の航空会社や利用クラス、航空券の種類等によっても大きく異なります。
詳しくはご利用予定の航空会社、又は航空券を購入した旅行会社にお問い合わせください。

従来の紙版航空券再発行時の手続き方法 (一般的な手順)
1.航空券の再発行
航空券を紛失された場合、ご利用の航空会社や利用クラス、航空券の種類等によって再発行の可否が異なります。
まずはご利用予定の航空会社に連絡し、紛失した航空券の再発行の可否についてご確認下さい。
再発行が可能な場合には、旅行開始日、便名、航空券購入先(航空会社、旅行会社等)の情報を航空会社に連絡した後、再発行を行う時間が十分にあり、かつ航空会社の指定する書類等(パスポートや手数料等)を提出可能な場合に限り、紛失航空券に代わる代替航空券が発行されます。
〔注〕
  • 再発行に要する日数は、航空会社や再発行を行う国によって異なりますのでご注意ください。
2.新規航空券の購入
再発行が不可の場合、又、再発行を行う時間が無い場合には、別途、航空会社にて紛失した航空券と同じクラスの新規航空券をご購入いただかなくてはなりません。
帰国後、航空券購入先(航空会社、旅行会社等)に払い戻しをご申請下さい。別途購入された航空券の運賃・税金・料金等額から手数料を差し引いた金額が払い戻しされます。
〔注〕
  • 利用の航空会社や利用クラス、航空券の種類等によっては、払い戻し額がない場合もあります。
  • ご旅行継続のために旅行会社にて航空券をご購入された場合や、紛失された航空券上のご予約と異なるご旅行をされた場合には、ご旅行中止の際の払い戻し額が適用となる事があります。
※備考
  • 航空券のコピーを持っていると再発行の手続きがスムーズに行く場合があります。
  • パッケージツアーで利用している航空券、格安航空券等は、再発行が不可となる場合がほとんどです。
eチケットの場合の手続き方法 (一般的な手順)

「eチケット」(Electronic Ticket)は、従来の紙版航空券の代わりに、航空会社からeメールやFAX・郵送にて送られてくる「eチケットお客さま控」を空港のチェックインカウンターにてご提示いただければ、搭乗券を受け取る事が出来ます。
事前に航空券購入のために航空会社や旅行会社に出向く必要がない上、お客様のデータは航空会社のコンピューターに記録されているため、航空券の紛失や盗難の心配もなく、簡単、便利で安心です。
万一、「eチケットお客さま控」を紛失された場合には、空港のチェックインカウンターにて無料再発行が可能です。(本人確認が必要となります)

〔注〕
  • eチケットの適用路線、発行条件等は、航空会社によって異なります。詳細は、ご利用の航空会社にお問い合わせください。
航空券の種類 (日本航空ホームページより)

航空券には、自動発券されるものと手書き発券されるものがあります。
航空券の種類としては、eチケット、TAT券、ATB券、手書き券等があります。

ET (Electronic Ticket)
従来の紙の航空券に記載されていたご出発日、便名等の情報を、JALのコンピューターに電子的に記録することにより、空港のチェックインカウンターでは航空券を提示する代わりに、お渡しする「eチケットお客様控え」をご提示いただき、搭乗券を受け取ることのできる電子的な航空券です。航空券購入のために事前に発券カウンターに行く必要がない上、航空券の紛失や盗難の心配もなく、簡単、便利で安心です。
通称: eチケット
ATB券 (Automated Ticket & Boarding Pass)
裏面に磁気ストライプがあるタイプです。航空券・搭乗券一体型で自動発券される航空券ですが、JALでは搭乗券としては使用せず、チェックイン時に別の搭乗券をお渡しします。
TAT券 (Transitional Automated Ticket)
裏が赤く、カーボンタイプになっている自動発券航空券です。
手書き券
便名や搭乗者名が全て手書きの航空券です。海外では現在も一部で使用されていることもあります。

※詳細な情報は、日本航空のホームページ( http://www.jal.co.jp/ )にてご確認下さい。


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外務省提供
観光庁提供
厚生労働省 検疫所情報
国土交通省航空局 提供
  • 機内持込・お預け手荷物における危険物について」