フランス / パリの「ノートルダム大聖堂」、一般公開再開へ
掲載日時:2024年12月06日
情報提供:フランス観光開発機構
2019年4月15日、パリの「ノートルダム大聖堂」は、その850周年を祝う修復作業の最中に起きた大火災によって、尖塔、身廊と袖廊の屋根、さらに屋根組に損傷を受けました。
大聖堂は、2024年12月8日にその扉を再び開きます。
再オープンの後は、全世界から年間約1,500万人の信徒や旅行者を受け入れる予定です。
再開後の見学方法等について、以下にご案内いたします。
■ 一般公開の再開
〔重要日程〕
2024年12月7日
祈祷の夕べ、大統領立会のもと、大聖堂の扉が再び開かれる
2024年12月8日
午前10時30分より大統領の立会いのもと、初ミサと祭壇の奉献式を実施。
その後、一般向けの訪問を開始。(一般公開される初ミサは午後6時30分より開催)
2024年12月7日〜15日
「オクターヴ」(8日間にわたる再公開記念式典)、その後バッハのコンサートを12月17日と18日に開催。
2025年2月1日
巡礼者グループ向けの訪問開始。
2025年6月9日
文化的見学の団体による訪問開始。
〔入場条件〕
大聖堂への入場条件は、12月初旬にノートルダム大聖堂公式サイトに詳細が公開されます。
→ https://www.notredamedeparis.fr/
無料で特定の時間枠に入場できる予約は12月7日から利用可能となり、12月9日以降の入場についての予約できます。
【※再開直後の一週間(12月8日〜15日)に行われるミサで一般の方が参加できるものについては、12月3日の午前中(フランス時間)から予約開始】
個人訪問者は、入場希望日の2日前、前日、または当日に時間枠を予約できるため、柔軟に訪問が可能です。ただし、翌週や翌月の予約はできません。
予約は、ノートルダムのSNS、公式ウェブサイト、およびモバイルアプリを通じて行えるようになります。
◎ 個人およびグループの訪問時間
12月8日夜から個人訪問者、一般の来場者、信者向けの訪問を開始
(オクターヴ期間中の特定の時間枠にて)
* 12月8日(日) --- 17:30〜20:30
* 12月9日(月)〜12月13日(金) --- 15:30〜22:00
* 12月14日(土)、および12月15日(日) --- 15:30〜20:00
* 12月16日以降は、通常のオープン時間となり、通常の宗教行事が行われます。
2025年2月1日以降:
10名までの信仰グループ向け訪問を開始。登録は以下のメールアドレスで受付。
→ pelerinage@notre-damedeparis.fr
2025年6月9日以降:
25名までの文化団体向け訪問を開始。
* 2025年3月より、入場管理プラットフォームで登録を開始。
* 定期礼拝、土曜午後、日曜は訪問不可。
* オーディオフォンの利用が必須。
* 大聖堂により認定されたプロのガイド資格保持者の随行が必須。
◎ 補足情報
* 大聖堂への入場は無料ですが、内部の「宝物館leTresor」は特別な博物館の扱いのため有料となります。
* 礼拝に参加を希望する信者は、座席に空きがある限り予約なしで入場可能です。
* 大聖堂への入場に予約は必須ではありませんが、待ち時間を減らすために予約が強く推奨されます。
* 入場時には、以下のような区別された待機列が設けられます。
・個人向けのオンライン上での待機列
・団体向けの待機列
・その他、予約の有無や訪問目的信者または観光客などに応じた待機列
■ 新しい見学方法
〔受入れ対応スタッフ〕
現在約20名で構成される受入れ担当スタッフが、12月には約60名に拡大され、訪問者や信者の対応に専念します。
また、訪問者のアクセスや、彼らの快適と、静かな鑑賞、瞑想、祈りをサポートするために、「ノートルダム受入れ」協会と連携して、500名のボランティアチームが動員されます。このボランティアは再公開後から2025年を通じて活動します。
* ボランティアのミッション:
訪問者を迎え案内し、大聖堂の歴史や修復、使命についての情報を提供すること
〔見学ツール〕
見学のお供となるアプリケーション「compagnon de visite」が、12月初頭に大聖堂の公式ウェブサイト、およびAndroid、iOSの各アプリストアでダウンロード可能となります。このアプリは、訪問者が大聖堂を新たに発見するための補助ツールとして設計されており、特にアクセシビリティに配慮されています。このアプリは、まずフランス語、英語、スペイン語で提供され、2025年中に他の言語も追加される予定です。
アプリは以下の5つの訪問ルートを提供します。
一般向け、家族や子供向け、巡礼者向け、音声ガイド(視覚障がい者向け)、平易に理解できる形式
大聖堂の見学と同様に、このアプリも無料で利用できます。
◎ その他の見学用の資料など
* 視覚に障がいのある方のために、触覚で感じられる板や3D模型が利用可能となります。
* 教育者向けに作成された新しい教育資料(3言語対応)が、近日中にオンラインで公開される予定です。
* 多言語対応の出版物、ガイド、カタログも現在準備中です。
〔新しい見学ルート〕
新しい見学ルートでは、これまでのルートとは異なり、北側から南側、つまり左から右への流れが提案されています。これは、2019年の火災以前に存在していたルートとは対照的です。このルートは、大聖堂の特徴的な不変の要素、特に内陣障壁を基盤としています。この壁には、北側にキリストの生涯、南側にキリストの復活に関連する場面が彫刻されています。
デジタルアプリケーションやガイドを利用することで、このルートの意味をより深く理解することができます。
入場は最後の審判の門(中央の門)から行われます。
★ その他、詳細な情報については、下記URLよりご確認ください。
https://jp-res.france.fr/press/2024/ND/NotreDamedeParis_DP_151124_JP.pdf
〔目次〕
◎ 一般公開の再開
* 重要な日程
* 12月7日の式典
* 12月8日以降の訪問について
◎ 新しい見学方法
* 受入れ対応スタッフ
* 見学ツール
* 新しい見学ルート
◎ 再建の現場
* 修復に携わった職人たち
* これまでの主な進捗
* 今後の整備計画
◎ 再開を待ちながら
* 映画と文学を通じて再びノートルダムを体験する
* 「ノートルダム・ド・パリ:再開に向けて」に登録されたイベントに参加しよう
* ノートルダムの没入型体験
大聖堂は、2024年12月8日にその扉を再び開きます。
再オープンの後は、全世界から年間約1,500万人の信徒や旅行者を受け入れる予定です。
再開後の見学方法等について、以下にご案内いたします。
■ 一般公開の再開
〔重要日程〕
2024年12月7日
祈祷の夕べ、大統領立会のもと、大聖堂の扉が再び開かれる
2024年12月8日
午前10時30分より大統領の立会いのもと、初ミサと祭壇の奉献式を実施。
その後、一般向けの訪問を開始。(一般公開される初ミサは午後6時30分より開催)
2024年12月7日〜15日
「オクターヴ」(8日間にわたる再公開記念式典)、その後バッハのコンサートを12月17日と18日に開催。
2025年2月1日
巡礼者グループ向けの訪問開始。
2025年6月9日
文化的見学の団体による訪問開始。
〔入場条件〕
大聖堂への入場条件は、12月初旬にノートルダム大聖堂公式サイトに詳細が公開されます。
→ https://www.notredamedeparis.fr/
無料で特定の時間枠に入場できる予約は12月7日から利用可能となり、12月9日以降の入場についての予約できます。
【※再開直後の一週間(12月8日〜15日)に行われるミサで一般の方が参加できるものについては、12月3日の午前中(フランス時間)から予約開始】
個人訪問者は、入場希望日の2日前、前日、または当日に時間枠を予約できるため、柔軟に訪問が可能です。ただし、翌週や翌月の予約はできません。
予約は、ノートルダムのSNS、公式ウェブサイト、およびモバイルアプリを通じて行えるようになります。
◎ 個人およびグループの訪問時間
12月8日夜から個人訪問者、一般の来場者、信者向けの訪問を開始
(オクターヴ期間中の特定の時間枠にて)
* 12月8日(日) --- 17:30〜20:30
* 12月9日(月)〜12月13日(金) --- 15:30〜22:00
* 12月14日(土)、および12月15日(日) --- 15:30〜20:00
* 12月16日以降は、通常のオープン時間となり、通常の宗教行事が行われます。
2025年2月1日以降:
10名までの信仰グループ向け訪問を開始。登録は以下のメールアドレスで受付。
→ pelerinage@notre-damedeparis.fr
2025年6月9日以降:
25名までの文化団体向け訪問を開始。
* 2025年3月より、入場管理プラットフォームで登録を開始。
* 定期礼拝、土曜午後、日曜は訪問不可。
* オーディオフォンの利用が必須。
* 大聖堂により認定されたプロのガイド資格保持者の随行が必須。
◎ 補足情報
* 大聖堂への入場は無料ですが、内部の「宝物館leTresor」は特別な博物館の扱いのため有料となります。
* 礼拝に参加を希望する信者は、座席に空きがある限り予約なしで入場可能です。
* 大聖堂への入場に予約は必須ではありませんが、待ち時間を減らすために予約が強く推奨されます。
* 入場時には、以下のような区別された待機列が設けられます。
・個人向けのオンライン上での待機列
・団体向けの待機列
・その他、予約の有無や訪問目的信者または観光客などに応じた待機列
■ 新しい見学方法
〔受入れ対応スタッフ〕
現在約20名で構成される受入れ担当スタッフが、12月には約60名に拡大され、訪問者や信者の対応に専念します。
また、訪問者のアクセスや、彼らの快適と、静かな鑑賞、瞑想、祈りをサポートするために、「ノートルダム受入れ」協会と連携して、500名のボランティアチームが動員されます。このボランティアは再公開後から2025年を通じて活動します。
* ボランティアのミッション:
訪問者を迎え案内し、大聖堂の歴史や修復、使命についての情報を提供すること
〔見学ツール〕
見学のお供となるアプリケーション「compagnon de visite」が、12月初頭に大聖堂の公式ウェブサイト、およびAndroid、iOSの各アプリストアでダウンロード可能となります。このアプリは、訪問者が大聖堂を新たに発見するための補助ツールとして設計されており、特にアクセシビリティに配慮されています。このアプリは、まずフランス語、英語、スペイン語で提供され、2025年中に他の言語も追加される予定です。
アプリは以下の5つの訪問ルートを提供します。
一般向け、家族や子供向け、巡礼者向け、音声ガイド(視覚障がい者向け)、平易に理解できる形式
大聖堂の見学と同様に、このアプリも無料で利用できます。
◎ その他の見学用の資料など
* 視覚に障がいのある方のために、触覚で感じられる板や3D模型が利用可能となります。
* 教育者向けに作成された新しい教育資料(3言語対応)が、近日中にオンラインで公開される予定です。
* 多言語対応の出版物、ガイド、カタログも現在準備中です。
〔新しい見学ルート〕
新しい見学ルートでは、これまでのルートとは異なり、北側から南側、つまり左から右への流れが提案されています。これは、2019年の火災以前に存在していたルートとは対照的です。このルートは、大聖堂の特徴的な不変の要素、特に内陣障壁を基盤としています。この壁には、北側にキリストの生涯、南側にキリストの復活に関連する場面が彫刻されています。
デジタルアプリケーションやガイドを利用することで、このルートの意味をより深く理解することができます。
入場は最後の審判の門(中央の門)から行われます。
★ その他、詳細な情報については、下記URLよりご確認ください。
https://jp-res.france.fr/press/2024/ND/NotreDamedeParis_DP_151124_JP.pdf
〔目次〕
◎ 一般公開の再開
* 重要な日程
* 12月7日の式典
* 12月8日以降の訪問について
◎ 新しい見学方法
* 受入れ対応スタッフ
* 見学ツール
* 新しい見学ルート
◎ 再建の現場
* 修復に携わった職人たち
* これまでの主な進捗
* 今後の整備計画
◎ 再開を待ちながら
* 映画と文学を通じて再びノートルダムを体験する
* 「ノートルダム・ド・パリ:再開に向けて」に登録されたイベントに参加しよう
* ノートルダムの没入型体験
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