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台湾 / 「高速鉄道」(台湾新幹線)、関連情報 (続報)

掲載日時:2006年10月13日

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社

台湾の「高速鉄道」こと台湾新幹線は、当初、本年10月末に開通する予定になっておりましたが、スケジュールが遅れている状況です。下記に現在の状況を始めとする台湾新幹線の最新情報をお知らせいたします。

■ オープン状況
 1) 2006年10月末に左営駅(高雄)〜板橋駅(台北駅の1つ手前、高雄寄りの駅、台北市街の約20km南西)間を開通予定。
 2) 板橋駅〜台北駅間は、2007年1月末開通予定。


■ 台湾高速鉄道 概要
* 全長: 345km (通過都市: 14県市、77郷鎮市区)
* 最速到達時間: 90分(台北〜高雄間)
* 最高速度: 時速 300km

■ 開業・運行予定
* 開業時期: 2006年10月予定 
* 運行本数: 1日 88本(往復176本)  ※開通当初は約半数の本数のみ
* 駅の数: 12駅
 〔南港駅、台北駅、板橋駅、桃園駅、新竹駅、苗栗駅、台中駅、彰化駅、雲林駅、嘉義駅、台南駅、左営駅(高雄)〕
 ※台北エリアについては、2006年10月末に板橋駅は開業予定ですが、台北駅と南港駅の開業時期は未定です。 
 ※整備場: 本部の高鐵總機廠(燕巣)、汐止、六家、烏日、太保、左營

■ 台湾高速鉄道700T型列車について
台湾高速鉄道の列車は700T系。これは日本のJR東海とJR西日本の共同開発によって作られた新幹線「700系」をデザイン基準としています。
台湾の乗客のニーズに合わせ、さらに地理的環境、気候、法令規範、安全管理等に考慮された設計となっています。
ちなみに700Tのデザイン理念は、尊重(リスペクト)とフレンドリー。乗客の多様なニーズに合わせて、より快適でフレンドリーなサービスが提供出来る様にという考えから、様々な工夫が凝らされています。

■ 安全
乗客の安全を第一に考えて車両企画を実行。車両には「自動安全ブレーキシステム」や「運転誤差防止保護 システム」等、コンピューターシステムによる運転補助システムが搭載され、より安全な運行が可能となっています。
リラックス人体工学にもとづいてデザインされたシート、車体の揺れの抑制設備、室温を快適な温度に調節する空調設備、さらに快適な空間を実現すべくロッカーとパウダールームも設置する等、便利で快適な乗車空間を作り出しています。

■ 環境保全
回生電力によりエネルギー消耗を抑制。
さらに振動や騒音を少なくする特殊設計で、環境にもやさしい列車となりました。

■ 編成
全12両編成の車輌のうち、6号車がグリーン車、7号車にバリアフリーシート(4シート)及びトイレがございます。

■ 台北駅発各駅の運行時間
* 台北駅〜桃園青埔 --- 20分
* 台北駅〜新竹六家 --- 33分
* 台北駅〜台中烏日 --- 46〜59分
* 台北駅〜嘉義太保 --- 71〜84分
* 台北駅〜台南歸仁 --- 90〜103分
* 台北駅〜高雄左營 --- 90〜113分

どうぞご期待ください。


 * 画像1 --- 台湾高速鉄道路線図
 * 写真1 --- 外観
 * 写真2 --- 駅の様子
 * 写真3 --- 普通車
 * 写真4 --- グリーン車
 * 写真5 --- バリアフリーシート


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