１９００年にドイツ人によって建てられたヨーロッパ風の外観が、今や町のシンボルにもなっている「青島駅」。
２００８年８月０８日に開幕する北京オリンピックに向け、一昨年の秋から約２００億円をかけて進められておりました青島駅の改装工事が７月１９日に完了、その後テスト等が行われ、ついに２００８年８月０１日に正式にオープンいたしました。

改装前は貨物・旅客の両方で利用されていた同駅ですが、改装後は「中国版新幹線」を含めた旅客専用駅となります。これに伴い一日の乗降客も、これまでの４万人から、倍の８万人に対応する事が可能となります。
この青島駅は、東西南北のうち北側を除く三方を海に囲まれているため、海側からは「広大な中国大陸への始発駅」、陸側からは「終着駅」の様に見えるのが特徴です。

同駅の改装工事は北京オリンピックに関連した重要なプロジェクトの一つでもありますが、今後の青島市の最も重要なインフラでもあり、将来的には青島市内の地下鉄と直結する予定です。
尚、青島駅工事期間中、代替駅として利用されておりました「四方駅」は、青島駅のオープンに伴い、８月０１日以降は利用終了となりますのでご注意下さい。
是非、新しくなった「青島駅」をご利用ください。