今年のインレー湖パウンドウーパゴダ祭りは10月18日から11月４日まで行われます。
　インレー湖の中心地ニャンシュエ−町を創立した（1351年）シャン族の大領主シィサインパワーが、インレー湖の東の山奥で不思議な光が立ち昇っている５体の仏像をニャンシュエ−町に持ち帰り、寺院を建てて領民達に礼拝させました。その後の1616年、ナンパガトーという女領主の時代に、５体の仏像は戦火に巻き込まれることを避けてインレー湖の浮島に住むインダー族に預けられました。それ以来毎年１度、５体の仏像がカラウェイと呼ばれる神話上の鳥の形をとった船の先端に置かれ、浮島を巡ってニャンシュエ−町の元の寺院に３日間里帰りする祭りとなりました。
　パウンドウーパゴダから出発してから戻るまでの18日間で、一番にぎやかなのはニャンシュエ−町に着く日（今年10月24日）とパウンドウーパゴダに戻る日（今年11月４日）です。この日にはインレー湖独特のユニックなレガッタ大会が行われます。