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台湾 / 200元紙幣、本年1月2日より流通開始

掲載日時:2002年01月18日

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社

ユーロが1月1日より使用開始され、世界中のニュースで報じられております。
これには及びませんが、台湾でも本年1月2日、新たに発行される200元紙幣の流通が開始されました。

既に99年に新しい紙幣5種類は発表されており、これによると内容は従来の100元紙幣、500元紙幣、1,000元紙幣のほかに、新たに200元紙幣、2,000元紙幣を加えたもの。

既に100、500、1000については、図案が一新されており、2002年1月2日より新しく200元が流通開始され、最後に2002年7月1日より2,000元紙幣が流通開始される予定です。

今回、新しく流通が開始された200元紙幣、図案は表が故蒋介石総統、裏が総統府。色は緑色。(下記見本参照)
新紙幣が市場に登場する時期と、各紙幣の色彩は次の通りとなります。

 ・100元  2001年7月発行(赤色)
 ・200元  2002年1月(緑) ← 今回、新しく流通した200元
 ・500元  2001年1月(茶色)
 ・1,000元 2000年7月発行(青色)
 ・2,000元 2002年7月(紫色) ← これから発行予定の紙幣

さて、新紙幣が出たあと、旧紙幣はどうなるのでしょうか。一般的には中央銀行に回収されることになります。
ただし、どこのお国でも同じように、中央銀行に回収されなかったものは、一般コレクターの収集の対象となり、次第に値上がりしてゆきます。

■台湾紙幣 『こぼれ話』
*新100元札は、これまでと同じく赤が基調となっています。実はこれには訳があります。
 台湾では100元札は旧正月のときなどのお年玉(紅包=ほんぱお)用に欠かせないお札。
 おめでたい紅包には赤が好まれる。 だから、100元札は赤でなければならないのだ!ということ。
 偽造防止の為にハイテクを駆使している新紙幣も、台湾独特の習慣に思わぬ所で影響を受けているようです。

*台湾元の正式の単位は「円」の旧字(正字?)の「圓(ユエン)」。
 中国語では読みが同じなので一般には「元(ユエン)」が用いられていますが、紙幣には「圓」と印刷されています。
  「100円」のように記載しているガイドブック等があるのはこのせいでしょう。

*2,000元以上の高額紙幣については、3,000〜4,000元の支払いにはクレジットカードを使用する人が増えていることから、政府は、今後10年の紙幣需要には,2000元札で対応できると判断しているそうで、これ以上の高額紙幣の発行予定はないようです。

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