先週、香港天文台が発表した4月23日の最高気温は今年最高の29.6℃となり、空港のあるチェクラプコクでは34℃を記録しました。

4月24日付の現地報道によりますと、香港島南部の黄竹坑では31℃まで上がり、同地区を清掃していた作業員1人が体調不良で病院に運ばれ、またランタオ島(空港がある島です)、長沙湾では、ショールを頭からかける民族衣装に身を包んだパキスタン籍の女性が暑さのために倒れ、救急車を呼ぶ騒ぎとなった、と報じています。

現地気象情報によりますと、ゴールデンウィーク中の香港は、平均最低気温が25℃、平均最高気温が30℃、日本の夏日と同じくらいの予想気温となっています。

又、湿度は何と70〜90％、かなり蒸し暑い気候です。
現地では『冷房 ＝ サービス』、つまり冷房がよく効いた建物はサービスが良いと考えられている傾向があり、そのためホテルや、レストラン、ショッピングセンターの中では、肌寒い位、冷房が効いています。

この時期、香港にご旅行される方は、屋外と屋内の気温差に対応するため、着脱の出来る、薄手のカーディガン等を持ち歩かれることをお勧め致します。

まだ日本ではそれほど暑くなっていないこの時期、現地ではもう日本の真夏、日によってはそれ以上の暑さとなる日もございますので、体調管理にはくれぐれもご注意下さい。