---

海外旅行情報はOTOA[ 一般社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会 ]


【海外旅行現地情報】ツアーオペレーターが配信する海外の新着情報を掲載。

世界最大のストゥーパ

掲載日時:2001年08月09日

情報提供:インダスインターナショナル(株)

 この度インドにて最大のストゥーパが発見されましたので、現在判明しております情報をお送りします。
 CHAMPARAN地区の東側、KESARIA(パトナから北東100km)で発見されたストゥーパは高さ31.2mで、インドネシアのボロボドールを約30cm上回り、世界最大のストゥーパだと言われています(ちなみにサンチーのストゥーパは高さ22.3mです)が、もともとは約37m有り、1934年に起こった地震により高さが変わったとされています。

 釈尊はヴァイシャーリーにて3ヶ月以内に自分が涅槃する事を予言しました。ヴァイシャーリーから出るとき、後ろを振り返り「これが私にとって最後のヴァイシャーリーとなるであろう」と言い、涅槃のためにクシナガルへ向かいました。ヴァイシャーリーの人々は、釈尊が涅槃するという事が信じられず、嘆き悲しみ、彼の後について行きました。今回発見されたストゥーパの町であるケサリアはその途中に立ち寄った町です。ケサリアに着くと、人々は泥で小さなストゥーパを作り、その印に釈尊は鉢を手渡し、ヴァイシャーリーへ戻るように伝えました。

 この小さなストゥーパはクッシャン王朝時代(1世紀)にはレンガ造りの大きなストゥーパになり、6世紀、グプタ王朝時代には何百もの彫刻で飾られ、その後、ミャンマーやブータンの建築様式を取り入れたストゥーパになっていったとされています。
 9世紀に造られたインドネシアのボロボドールは、このケサリアのストゥーパの影響を受けて造られたのではないかと言われています。事実、ボロボドールも、ケサリアも6段構造になっています。
 しかしながら、このケサリアのストゥーパの直径は未だ不明です。というのも、地面の中にまだ幾分か埋まっているので、直径、高さ共に変化するそうで、今現在発表されいる高さはあくまで暫定という事になります。

当サイトに掲載されている記事・写真の無断転写・複製を禁じます。すべての著作権は、OTOAまたは情報提供者に帰属します。
弊会では、当サイトの掲載情報に関するお問合せ・ご質問、又、個人的なご質問やご相談は一切受け付け ておりません。あらかじめご了承下さい。


【メールニュース】メールニュースの詳細・ご登録はこちら

旅行業界で働いている皆様へ
OTOAでは、旅行業界で働いている皆様に「メールニュース」の配信を行っております。(無料)

【OTOAモバイル】OTOAモバイルの詳細はこちら

携帯からもOTOAにアクセス!
OTOAサイトの豊富な情報がいつでもどこでも見られます。
OTOAモバイル QRコード携帯電話(フィーチャーフォン)でQRコードを読み取るか、URLを送信してアクセスしてください!

海外への渡航の際は、こちらもあわせてご確認を。

外務省提供
観光庁提供
厚生労働省 検疫所情報
国土交通省航空局 提供
  • 機内持込・お預け手荷物における危険物について」