現地の報道によりますと、マレー半島の東海岸中部トレンガヌ州で、州政府がリゾートやホテルに対し『プールは男女別』、『ビキニの着用は禁止』、『酒類の販売も制限』という、厳しい内容のガイドラインを制定する、と報道されました。

トレンガヌ州では、政権を野党(イスラム政治党)が握っており、このようなイスラム宗教色の濃いガイドライン制定の話が浮上している、ということです。

しかしながら、観光業に多大な影響を及ぼす懸念があるため、地元のホテル業界はもちろん、マレーシア連邦政府からも、この動きに関しては反対の意見が多いのも事実です。

トレンガヌ州にあるホテル・リゾート(ベルジャヤレダン、及びタンジョンジャラ)に確認したところ、当面は何も変わらない、何もしない、とのことでした。


今後、どのような展開を見せるかは不透明ですが、状況が変わり次第、追ってご報告申し上げます。