先般、マーライオンの引越しに関して、途中経過をご報告いたしましたが、今回は、マーライオンの引越し先に関するレポートをお伝えいたします。


マーライオンの引越し先は、注目のウォーターフロント開発地で、真向かいは、通称「ドリアン劇場」と呼ばれる劇場とコンサートホール。
最近シンガポールを訪れる機会のあった方は、金融センターの高層ビル群の近くに、この巨大なドリアンに似た建築物をご覧になったかもしれません。

この地区は、シンガポールの芸術振興を目指すウォーターフロントの大開発計画「ザ・エスプラネード」の中心的存在で、ショッピングアーケードやレストラン街等の複合施設が完成すれば、シドニーのオペラハウスに匹敵する！　とも言われております。

マーライオンは、この注目の地区、埋立地の突端に引越し、さらに「お化粧直し」も施されたため、現在は、元の色白に戻っております。

周りの広場は現在の計画では、月明かりの下、潮風に吹かれながらコンサートやショーを楽しめる野外ホールとなる予定です。


地元の人や観光客が集まる注目スポットに引越しをするマーライオン。
30歳にして、第二の人(？)生を、最高の環境でスタートする事が出来そうです。