現在、香港を経由して、南中国の広東省の各都市へ行かれる場合には、香港空港で飛行機を乗り継ぐか、香港で飛行機を降りた後、列車、もしくは車にて移動するしか手段がございません。

そんな中、香港には立ち寄らず直接南中国の各都市へ行きたい、とご希望される方に朗報となるニュースが発表されました。

２００３年半ばに、香港国際空港のあるランタオ島に、出入境フェリー埠頭が完成致します。
これにあわせ、同空港と、南中国の珠江デルタ地域の数都市を結ぶフェリー便が就航される予定です。

現在の予定では、香港国際空港と結ばれるのは「シンセン」、「蛇口」、「マカオ」、「珠海」、「中山」、「広州」、「太平」の７都市。

政府関係者によると、初年度だけで５０万人の利用が見込まれており、将来的には連絡都市を２２にまで増やす計画との事。

飛躍的な経済的進歩が注目されている南中国各都市ですが、４０００年の歴史を持つ中国ならではの、歴史的な観光ポイントも多くございます。


来年は、香港を玄関口に、南中国の各都市へご旅行を計画されてはいかでしょうか？