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台湾 新竹 / 「立玻璃(ガラス)工芸博物館」ご紹介!

掲載日時:2003年07月15日

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社

台湾のガラス産業は、1887年に台北で、陳両成氏が始めたガラスの小皿工場が最初だと言われています。

新竹でガラス産業が本格的に発達したのは戦後、1954年に台湾史上最大のガラス工場が建設されてからの事で、その後1960年代に入ってから、ガラス産業は隆盛を迎えます。
この頃には人、動物、花などをモチーフにしたガラス細工が登場し、日用品として使われる様になりました。
ガラス容器等も大量に生産される様になり、ガラスの都として「新竹」が知られ始めてきたのもこの頃からです。

全世界を襲ったオイルショックの影響により、ガラス産業は下降線をたどりましたが、ガラス産業は今でも「新竹」における代表的な産業です。

ガラス工芸博物館は、1936年に建築された建物。
建設当初は日本の皇族や高官が来台した際に使用する迎賓館の様なところでした。(1936〜1945)
戦後は米軍顧問団、憲兵隊が使用しており、建物の雰囲気は当時とあまり変わっておりません。
1999年に改装が行われ、現在は新竹の観光資源として、又、ガラス産業発展のための拠点として活用されています。

館内には、展示スペース、ガラス工房、図書視聴室、インターネットと販売コーナー、レストランがあります。
展示スペースでは模型と実物を使い、ガラスの発展過程や製作方法等を紹介、又、国内外の展覧会に出品されたガラス工芸品は、ガラスと生活、芸術、科学技術の融合を見事に表現しているものです。

ガラス工房には窯や加工研磨器具等、全てのガラス製作設備を備えており、ガラス工芸家が現場でガラス工芸品を創作している様子を見る事が出来ます。

展示以外の方法でガラス文化を伝えて行く事も重視しており、中国語、及び他外国語の関連図書を閲覧出来るだけでなく、定期的に講習会を開きガラス創作の技術指導も行われています。


是非、台北にご旅行の際には、お立ち寄りになってみてはいかがでしょう。
(毎週月〜火曜、及び台湾の祝祭日は休館です。ご注意ください。)


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