世界的な原油価格の高騰を受け、ミャンマー国内でもガソリン代が急騰しております。
これまで配給制のディーセル料金は、１ガロン(約４.５リットル)＝１６０チャットであったものが、料金変更後は１,５００チャットにまで高騰。それを受け、闇市場で売られていたディーゼルも２,３００チャットから５,０００チャットと２倍の高値で推移しています。
地方の場合は更に厳しく、バガン、インレー湖周辺などでも５,０００チャットを超えただけでなく、業者による出し惜しみで市場への供給不足となり、今後更に値上がりが予想されています。

一方、レストランも電気不足から発電機を利用していますが、運転コストを料金に転嫁せざるを得ず、また物流コスト増による仕入れ額も上がっているため、今後も料金改定が続くものと予想されます。
ホテル業界は現在の所、値上げに踏み切ったホテルは確認しておりませんが、これから燃料代を追加要請しないとも言い切れないのが現状です。

以上、同地へのご旅行をご予定の際は、予めご了承下さい。