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【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 西ヨーロッパ

リスボン [ Lisbon ]

ポルトガル [ Portuguese Republic (Portugal) ]ポルトガルの国旗

都市別安全情報

一般情報一般情報

●一般情報

◆ タクシー
メーター制。拾い方、乗り方は日本と同じ。
黒と緑のツートンカラー、又はベージュ色の車体の2種類ある。
車の上の表示が、緑のランプの場合は空車、数字の場合は満車。
〔料金のめやす〕※2021年2月現在
* 初乗り料金:
 平日昼間(06:00〜21:00) --- 3.25ユーロ
 深夜(21:00〜翌朝06:00)、土日及び祝祭日 --- 3.90ユーロ。
* 追加料金:
 荷物、動物を入れる場合 --- 1.60ユーロ
 電話で呼んだ場合 --- 0.80ユーロ
◎空港〜市内ホテル: 5〜15ユーロ程度(運賃のみ)
※チップは端数を切り上げる程度。主に現金支払。カードの扱いがあるものもあるが、まだ少ない。
※中には、メーターの料金より高い料金を請求したり、遠回りをするたちの悪いドライバーもいるので注意(空港発着のタクシーに多い)。

リスボンには数多くのタクシー会社があり、代表的な会社というものはない。
利用の際はタクシー協会(ANTRAL)登録のタクシーが比較的安全。
詳細: http://www.antral.pt/

◆ 特殊な交通規制等
特になし。

◆ 公衆電話のかけ方
コイン用とカード用の公衆電話は市中に数多くある。(両方使える電話もある)
テレホンカードは、郵便局や、キオスク等で購入可能。
※近年、携帯電話の普及に伴い公衆電話の需要が少なくなり、公衆電話が容易に見つからない場合がある。

◆ 旅行者立ち入り禁止区域
軍関連施設への立ち入りは禁止されている。

◆ 写真撮影禁止・規制場所
軍関連施設の撮影は不可。 空港のイミグレーション、セキュリーティーチェックや一部航空会社カウンター、駅構内のセキュリティーチェックエリアなどの撮影も禁止。
商店やスーパーで商品を撮影することは禁止されていることが多いので、許可をとってから撮影すること。

◆ 歓楽街での注意点
観光名所、バス内、地下鉄や路面電車でのスリやひったくり、レストランや観光名所、ホテルのフロントや朝食ルーム等での置き引きに注意。
人気のない通りや夜道での一人歩きは避けること。

◆ 治安の悪い地域
* サン・ジョルジェ城
* エドワルド7世公園:夜間は「麻薬と売春のメッカ」といわれていて、麻薬中毒者による強盗殺人、恐喝等が発生しているので、夜間の立ち入りは禁物。
* カイス・ド・ソドレ:青少年の犯罪が多発している地域。夜間は特に注意。
* アルファマ:外国人観光客を狙ったひったくり、置き引き、スリの多発地区。
* バイロ・アルト:ファドレストランが多数ある地域だが、狭い小路が密集しているので、夜間の一人歩きは禁物。
* べレン地区:外国人観光客を狙った、置き引き、スリの多発地区。観光スポットで物売りを装ったスリ、ジェロニモス修道院教会内でのスリに要注意。
* 地下鉄、路面電車(E12、E15、E18、E25、E28)、ケーブルカー(グローリア線)サンタジュスタのエレベーターはスリ被害が多い。特に集団スリに注意。
* サンタアポーロニャ駅、オリエンテ駅周辺:長距離列車の発着駅では、スリや置き引き、スーツケースの盗難も起きている。

◆ 注意すべき慣習等
* 寺院や教会等へ出入りする際は、一般の信者の祈りを妨げるような行為(騒音など)は厳に慎むこと。男性は帽子をとる。
* 運転マナーが悪いので、道路横断時には十分な注意が必要。
* 現地の子供(特に学校の遠足など)にむやみにカメラを向けると、保護者や引率者に嫌がられることがあるので注意すること。

◆ 一般人(旅行者を含む)に罰金が科せられるような条例等
* バス、電車、メトロの検札のとき、有効な乗車券を持っていないと罰金となる。チャージ式乗車券、1日乗車券なども、乗車の度に切符の有効化(機械にかざして緑のランプを確認)をすること。
* 滞在中は、身分証明書(滞在許可証、パスポート等)の携帯が義務付けられている。携帯していない場合、警察署へ連行されることもある。

◆ 日常会話におけるタブー等
特になし。常識の範囲内での言動・行動を心がけていれば問題ない。

◆ 警察の信頼度と日本人への対応
日本人への対応は、一般的に親切。

◆ 鉄道・バス・飛行機等の発着時刻等の正確さ
鉄道は概ね時間通りに運行。市内の路線バスは、混雑等により遅れることもある。
飛行機は天候や機材の不具合により遅延や運休になる場合がある。

◆ 日本語対応可能な窓口 (大使館・領事館、旅行会社・ツアーオペレーター以外)
ポルトガル日本商工会議所等の等の組織はあるが、いずれも旅行者のための組織ではないので連絡しないこと。


【 禁制品 】
◆ 国外持ち出し禁止品・規制品
麻薬類、銃砲類、禁止薬物等。

◆ 現地通貨の持ち出し規制
居住者、非居住者とも、10,000ユーロ相当額を超える場合は空港税関にて申告。


【 電子タバコ関連情報 】
1) 入国時に電子タバコ/加熱式タバコの持ち込みは可能ですか?
〔回答〕
◎ 本体について
 持ち込み可能

◎ タバコの葉の部分について
 紙巻きたばこと同様の免税範囲が適用になり、200本までは免税。800本までの超過は、200本ごとに約36ユーロが課税される。

2) 制限や条件を無視して、また持ち込み不可にもかかわらず、電子タバコ/加熱式タバコを持ち込んでしまった場合、罰金や没収などのペナルティはありますか?
〔回答〕
 没収と罰金が科される。
 なお罰金額は、程度(超過の度合い、常習性等)によって、個別の裁判によって決定するため一概には言えない。

3) その他、電子タバコ/加熱式タバコに関しての注意点等
〔回答〕
基本的に紙巻たばこ同様のルール。

◆ タバコ事情(紙巻タバコ、電子/加熱式タバコ共)
屋内での喫煙は全面的に禁止されている。全室禁煙のホテルも増えており、窓やベランダでの喫煙も注意されることがある。
屋外(テラス席、出入口付近や路上)での喫煙は可だが、吸い殻の投げ捨ては罰金(100ユーロ程度)の対象となるので、喫煙マナーに留意する必要がある。
電子タバコは紙巻タバコと同じルール。


【 その他情報 】
* 日本円から現地通貨への両替について
市内中心部(ロッシオ広場周辺)に両替所がある。現金を狙ったひったくりが多いので、出入り時には十分注意すること。
銀行以外にも道に面したATMが多数あり、キャッシングも可能。
多くの店でカード端末の用意があるが、現地ではデビットカードの利用の方が一般的で、クレジットカードには対応していない場合もある。
カード決済可能なタクシーは少ない。

* 教会などの観光スポットの開館予定が予告なく変更になることがある。事前に確認することもできるが、要人の利用等で故意に公表しない場合もある。
公衆トイレや駅のトイレは基本的に有料(0.5ユーロ程度)。地下鉄の駅にトイレはない。カフェテリアなどでコーヒーや水を購入して利用するという方法もある。

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