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都市別トラブル事例集

トラブル万華鏡、JNTOはてんやわんや−その1(トラブル事例集)

掲載日時:2002年05月22日

情報提供:国際観光振興会(JNTO)

トラベルの語源はトラブルだという。それほど旅とはトラブルの多いもの。ここ数か月間の各地事務所からの月報に見られるトラブルを拾ってみた。



◆ソウル: 個人旅行をしている日本人から「今から病院へ行こうと思っている。保険は効くのか」と電話。

海外旅行保険に入っていれば領収書を取って、帰国後に保険請求するようにアドバイスする。


(JNTO ソウル事務所)



◆カオサン通りのホテルに1泊したのだが、2泊分チャージされた。クレームしても受け入れてくれない。(カオサンはバンコックでバックパッカーのよく集まるところ)

ホテル名、担当者などをチェックして警察に届けるようにアドバイス。また、このホテル名は当事務所でも控える。


(JNTO バンコク事務所)



◆カオサン通りの宿泊所で現金20,000ドルや航空券、パスポートを盗まれた。
警察への被害届の仕方、日本大使館での旅券再発給の手続きについてアドバイス。


(JNTO バンコク事務所)



◆地下鉄の中で財布を落としたため、クレッジットカードの止め方を教えてほしい。また保険の適用が可能か。
VISAカードの電話番号を教えるとともに、警察へ行き証明書をもらっておくことを勧めた。


(JNTO ロンドン事務所)



◆日本で知り合ったカナダ人にプレゼントを上げたいのでカナダまで来たのだが、英語が上手に話せないので相手に用件が伝えられず電話を切られてしまった。代わりに電話をしてほしいとの30代の女性からの依頼。

個人的な関係に事務所として関与すべきか判断に迷ったが、依頼人の強い希望もあり、取り敢えず電話をかけた。ところが相手方は転居したようで全く別人が出た。その旨を電話で依頼人に伝えたところ、ひどく失望されたようだった。

それから3時問後、わざわざ当所にお礼として京都の寺院の写真集を持参された。
その心遣いには感動したが、こうした依頼にどこまで応えるべきか甚だ判断に苦しむところである。


(JNTO トロント事務所)



◆日本から某航空会社を使いアメリカ経由でトロントに到着の際、奥さんの荷物がロストになった。
クレームを上げたが2日経っても荷物が届かない。その間、航空会社へなんども電話をかけたが適切な説明がなく困っていると来所。

その場で航空会社へ何度も連絡を入れたが通じないので一度ホテルヘ引き取ってもらう。その後航空会社と連絡が取れロストの件を伝え早急に荷物を見つけホテルヘ届けるように伝える。
同日、見つかった旨連絡が入り、翌日、ホテルヘ届けられたと本人から連絡が入る。


(JNTO トロント事務所)



〜 その2につづきます。 〜


※本記事は「国際観光振興会 海外旅行情報」より転載致しました。