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フィリピン マニラ / 「マカティ市」にて喫煙に関する条例が施行に(続報)

掲載日時:2003年08月07日

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社

フィリピンでは共和国法で、公共の建物や公共交通機間での喫煙を禁じておりますが、法の運用が甘く有名無実化しているのが実情でした。
しかし現在は、自治体レベルで禁煙条例が施行されており、マニラ中心部のマカティ市では罰則、規定条例を強化した新禁煙条例が6月01日に成立されました。

新条例が禁煙を義務付けるのは、受動喫煙被害が長時間となる職場を始め、ナイトクラブ、レストラン、バス・列車・ジープニー・タクシーなどの公共交通機関、学校・病院・ショッピングセンター・ホテル・トイレ、駅や空港など不特定多数の人間が受動喫煙する可能性のある公共空間です。

しかし、面積が100平方メートル以上の空間に限り、全体の1/4未満の面積を占める密封された喫煙室を設ける事が出来ます。
よって100平方メートル未満の小規模な飲食店等は、事実上全面禁煙となります。

又、マカティ市以外では、ベイエリアに立地するホテル「ウェスティン・フィリピン・プラザ」が唯一全館禁煙となり、同ホテルにて喫煙可能な場所は、自室、スポーツ・バーとプールサイドのみとなりました。
尚、ベイ・エリアのホテル等は、ウェスティン以外は今までと変わり無く、ロビー、レストランや宴会場での喫煙は可能です。

今後、特にマカティ市のホテルにお泊まりになる際には、ご注意下さい。