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都市別渡航先速報

エジプト アレキサンドリア / 「コプト教会」にて発生した爆弾テロ事件の影響

掲載日時:2011年01月04日

情報提供:社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会

既に新聞やTVなどでも報道されておりますが、現地時間2011年1月01日、エジプト第2の都市 アレキサンドリアの「コプト教会」にて爆弾テロ事件が発生いたしました。
同事件に関する概要及び今後の対応等を、以下にお知らせいたします。

【 事件概要 】
* テロ発生時: 現地時刻 2011年1月01日 00:30分頃

* テロ発生場所: EL-KIDDESSEEN CHURCH

* 被害者:
 死者 21名、 負傷者 約79名
 →日本人観光客含め、外国人観光客の死者・負傷者はありませんでした。

* 現地警察の発表
 1月01日の地元警察の発表では、爆弾を車の下に仕掛け、時限装置で爆破させた可能性があると発表しておりましたが、翌 1月02日の発表では、自爆テロ(2名)である可能性が高いと発表を訂正しております。
 公式報告には、未だ時間がかかりそうな模様です。

* 犯行声明
 イラクのアルカイーダ組織から犯行声明が出されておりますが、真相ははっきりとしておりません。
 エジプト内での宗教対立を高めることで、エジプト政府を脅かそうとするひとつの手段であったとも考えられております。

【 今後の対応 】
在エジプト日本大使館の領事と以下の件について確認をした結果、当社ではアレキサンドリア観光を今後も従来通り行っていく予定です。
 (1) テロの対象が外国人観光客に向けられていないこと。
 (2) テロ現場が観光地から離れていること。
  →列車での移動時は、マスル駅が発着駅となります。
 (3) 観光場所を含め、アレキサンドリアの警備が強化されていること。

但し、コプト地区の警備態勢が厳重であり、観光に支障がないという状況でも、コプト教徒によるデモなどが発生する可能性もあります。
特に1月07日はコプト教の「クリスマス」(1月06日がクリスマスイブ)であり、同様な事件が懸念されると現地では言われているようです。

当社では、今後も情報収集に努め、日本大使館と相談をしながらツアーにとって一番最善な方法で対応してまいります。 そのため、当初の予定が急遽変更になるなど、日程に影響が生ずることもありますが、何卒よろしくご理解・ご協力をお願いいたします。
また現地から次の情報が入り次第、お知らせいたします。


※同情報は「バヒトラベルエージェンシー」より、ご提供いただきました。