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エジプト ルクソール / ルクソール西岸でアメンホテプ3世像など発掘

掲載日時:2002年05月21日

情報提供:エジプト大使館エジプト学・観光局

ファルーク・ホスニ文化大臣はルクソールのナイル川西岸にイクナートン王の父、アメンホテプ3世の2つの巨大な像を含む新しい考古遺物を発見したと発表しました。

同世紀にさかのぼる女王の像も同じく発掘されました。この新しい遺物はアメンホテプ3世の神殿の遺跡があるコム・エル・ヒタン地域で造られました。

これらの遺物は、有名なドイツの考古学者スタエドルマン監督の下、エジプト・ドイツ共同考古発掘隊により発見されました。アメンホテプ3世の神殿の発掘作業中に、近くで2つのメムノンの像が発見されました。アメンホテプ3世の2つの像は神殿に残る最後のものです。

石英の像はそれぞれ高さ21メートル、重さ400トンです。最高考古学庁のザヒ・ハワス博士は、エジプト・ドイツ共同考古発掘隊は発掘を開始して以来、たびたび巨大な像を発掘した。しかしこの発見は大変重要なものであると述べました。

ザヒ・ハワス博士はまた、ルクソール・ナイル西岸のアメンホテプ3世の神殿地域には未発見の像があります。エジプト・ドイツ共同考古発掘隊はアメンホテプ3世の巨大な像と女王の像を発見した後、再度9月に発掘作業に入ると断言しました。

博士は、地下水がコム・エル・ヒタンの多数の像を隠しており、この水をクリアにするとそれ以上の発見があるであろうと述べています。

エジプト・ドイツ共同考古発掘隊のチーフは、アメンホテプ3世神殿は現在世界中で危機に直面している100遺跡のうち、最重要度にあたると述べています。

フランス発掘作業は1998年に開始されましたが、両国政府の共同作業は2002年にスタートしました。