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中国 北京 / 「北京市規劃展覧館」ご紹介

掲載日時:2004年12月20日

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社

北京市の歴史と発展が展示されている展示館「北京市規劃展覧館」のご紹介です。

【 北京市規劃展覧館 】
住所: 北京市崇文区前門東大街20号(天安門広場まで歩行3分)
オープン日時: 火〜日曜 9:00〜16:00、 月曜休館
入場料: お一人様 30元
オフィシャルサイト: URL http://www.bjghzl.com.cn/ (中国語のみ)
その他:
・入口にセキュリティーチェックがあり、入場時には所持品をお預けいただく必要があります。
・専門案内係の手配が可能です。(一週間前に予約が必要、別途料金が必要です)
・見学時間は、約1時間20分です。


■ 各フロアの展示内容
「北京市規劃展覧館」は、1〜4階を4フロアに分けテーマ別に展示が行われています。

〔1階: 休憩スペースと第一展覧ホール〕

常設展示ではなく、市民達が関心を寄せる内容について、北京市政府の規劃(都市計画)を展示し、市民の声を聞くスペースです。
そのため、何の展示も行われていない場合もあります。



〔2階: 現在の北京市内の区と県の紹介〕

北京市管轄する16区と2県のそれぞれの展示と紹介があります。
各区と県の経済、産業、インフラなどの情報を展示しています。



〔3階: 北京市の歴史と現在の発展を大きく4つに分けて展示しています。〕

*第一部分: 北京という古城の変遷 (下記写真1)
歴史写真、地図、文物で北京の歴史を一つのホールで表しています。
四合院の模型、明清時代城壁に使われたレンガの他、19世紀の北京市の中心エリアを再現した長さ53mの絵が圧巻です。天壇、前門、紫禁城、景山、鼓楼が描かれており、その時代の市民生活が生き生きと描かれています。

*第二部分: 北京の歴史上の都市計画案
これまで行われた都市計画の展示がされています。
 ・1953年北京市都市計画案
 ・1957年北京市都市計画案
 ・1973年北京市都市計画案
 ・1993年北京市都市計画案

*第三部分: 北京市大模型と航空写真 (下記写真2)
北京市内のうち、大体環状4号線の内側を模型で表示しています。面積は300平方メートル、オリンピック会場等も含まれています。
4号線の外側は航空写真が透明のガラスの床に表示されています。こちらの面積1000平方メートル。北京市の全体イメージがご理解いただけます。

*第四部分: 北京商務中心区(CBD)について (下記写真3)
北京の中心「天安門」から東へ約5〜7kmのエリアは「北京商務中心区(通称: CBD)」と呼ばれる中国ビジネスの中心地です。同地区には超高層ビルや大使館、ホテル、各国の企業オフィス等が建ち並んでいます。
ここではそのCBDを模型で表示しており、国貿ビル3号楼、中央テレビ(CCTV)新ビル等のイメージ図がご覧いただけます。



〔4階: これからの北京市の都市計画や、世界の大都市の開発計画等〕 (下記写真4)
大きく6つに分けて展示されています。

*第一部分: 北京市のインフラ整備についての開発計画
電信、用水、河湖整備、汚水処理、天然ガス、電気、ゴミ処理

*第二部分: 北京の交通に関する開発計画
首都空港拡大工事計画(3号ターミナル)の模型。
北京市道路計画、地下鉄計画、北京周辺高速道路計画

*第三部分: 世界大都市の都市開発計画
東京、パリ、ニューヨーク、モスクワ、ロンドン。

*第四部分: 映画館(別料金となります)
中国語で英語字幕あり。
内容
 前半: 北京の都としての850年の歴史、約10分間。
 後半: オリンピックを前にした北京の最新都市計画、約6分間。
上映時間: 9:30、10:30、11:30、14:00、15:00、16:00

*第五部分: 北京の緑化について

*第六部分: 2008年北京オリンピックについての都市開発計画
1) 北京市オリンピック会場の全体計画(地図あり)
  四つの部分(オリンピック公園、西部区、大学区、北部区)
2) 新築会場と改築会場リスト
3) オリンピック公園の全体模型
4) 主な会場のそれぞれの模型と紹介
  (国家体育場、国家体育館、水泳館、競輪館、バスケットボール館、射撃館、国際会議センター)
5) 北京以外の青島、上海、天津、沈陽、秦皇島などの都市のオリンピック会場建設計画


北京へご旅行の際には、足を伸ばされてみてはいかがでしょうか。