４月２８日現在、雲南省はＳＡＲＳ感染者はまだ１例も出ていませんが、医学観察対象となる者は５例あり、昆明３例、曲靖２例となっています。

４月２６日に雲南省人民政府、雲南省旅遊局の観光客受け入れ新規体制の緊急通知が下記の通り出されました。
これによって一部のツアーにも影響が出てまいりますので、ご注意ください。


１. 当通知までに、既に雲南省に入ったツアーに対しては、厳密に監視しながら行程を保障。

２. 海外のＳＡＲＳが発生していない地域からの観光客に対して、原則的には断る方針を取るが、どうしてもという場合は特別に許可する。
　　政府に登録をし、厳密に監視しながら行程を保障する。
　　
３. 海外のＳＡＲＳ発生地からの観光客、そして発生地を経由して来る観光客に対しても原則的に断るが、どうしてもという場合は、雲南省で２４時間〜７２時間隔離され、ＳＡＲＳの疑いが無い事を確認してから、旅程の開始を行う。

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雲南省各地の様子をお知らせいたします。
なお、一部の観光地、ホテル、観光施設など一時クローズ(５月２０日までの予定)になっている所もありますのでご注意ください。

■大理
　
耳海の遊覧船はすべて運航停止。鶏足山仏山は全面的に閉鎖。


■麗江

玉龍花園酒店、観光酒店はすでに営業停止、官房大酒店は個人旅行客のみ。他の３星以下のホテル、旅館もほぼ営業停止しています。
政府の許可で営業中のホテルは４ツ星の森龍大酒店、３ツ星の黒白水大酒店となっていますが、格蘭大酒店は５月０８日まで営業を続ける予定です。


■シーサンパンナ

熱帯植物園は閉園。まだ決定していませんが、主なホテルは営業停止の意思を表明しています。


■昆明

正常です。石林を含める観光地、他の観光施設、ホテルなど全て通常通りの営業です。
　　　　　


地方の各地に入る前には、陸路でも空路でも必ず検問検査所が設けられており、すべての人に体温のチェックをしています。
熱のある人は直ちに隔離、そして返還されます。ツアーの場合は全団影響されます。
このように雲南省はＳＡＲＳを防止するため懸命な努力をしています。