7月1日は香港では、1997年に当時イギリス領だった香港が中国に返還された「特区政府成立記念日」、通称『返還記念日』です。

毎年この日には、ビクトリア湾で花火の打ち上げ等の記念式典が行われますが、現地報道によると今年は5周年を迎えるだけでなく、董建華・行政長官の2期目の任期開始に当たる事もあり、例年よりも盛大な式典になる模様です。

花火は23分間に3万6000発が打ち上げられ、中には 『2002』 の文字が浮かび上がる仕掛花火もあるとか。
また、中国では、『5』 や 『10』 といった区切りの年は、他の年より盛大に祝う習慣がある事から、中国側より江沢民国家主席が香港に訪れる可能性もある、とも言われています。

尚、この日は例年若干の交通規制などが行われるものの、観光ポイントに大きな影響が出る様な事は、現時点では特に無い予定です。