５月２３日付けにて、 ＷＨＯの渡航延期勧告が解除され 、これを受けて日本の外務省も 香港への危険情報を 「十分注意してください」 に引き下げる事を発表 いたしました。

ＷＨＯの注意勧告が解除された事は、香港でも大きく報じられております。

さて、この解除勧告から一夜明けた５月２４日の香港は、週末という事もあり市内の人出は通常より多く、場所によってはマスクの着用率も下がってきております。

香港市民は、ＳＡＲＳに関する正しい知識を身に付け、場面に応じて適切にマスクの着用をしている様に見受けられます。


下記に現在の香港市内の状況をお知らせいたします。


　■ 写真１　---　街を歩く人々の表情も明るく 「５０％ OFF SARS BUSTER」 の看板を掲げたショッピング
　　　　　　　　　　　　モールも大賑わいです。

　■ 写真２　---　アパートやホテルのエレベーターのボタンは、当分の間ビニールシートをかぶせて
　　　　　　　　　　　　１５〜３０分毎に消毒する様、香港政府からの通達がありました。
　　　　　　　　　　　　再度ＳＡＲＳ感染者を出さないための予防策の一つです。

　■ 写真３　---　現地新聞記事です。
　　　　　　　　　　　　現在香港ではキャンペーンに参加している企業、小売店、ホテル、レストラン等で
　　　　　　　　　　　　期間中に買い物をすると、各種特典を得られる 「WE LOVE HONG KONG」 という
　　　　　　　　　　　　キャンペーンを展開しており、香港の人々の購買意欲を刺激しています。
　　　　　　　　　　　　この記事では４,０００人、１００台のバスが、尖沙咀の「ペニンシュラホテル」と
　　　　　　　　　　　　「九龍ホテル」の間、 ミドルロード にあふれかえった、と伝えています。

　■ 写真４　---　こちらも現地新聞記事になります。
　　　　　　　　　　　　６月０７日には、香港国際空港にて世界中からエンターテイナーを招待して
　　　　　　　　　　　　「大復活祭」 を開催する予定、と報じています。

　■ 写真５　---　九龍半島・尖沙咀駅付近。
　　　　　　　　　　　　屋外でもあり、マスク着用率は低めです

　■ 写真６　---　九龍公園でくつろぐ人々

　■ 写真７　---　九龍公園内のプール
　　　　　　　　　　　　ＳＡＲＳ問題発生以降、感染の懸念から水泳を楽しむ人たちも減っておりましたが、
　　　　　　　　　　　　徐々に戻っています。

　■ 写真８　---　同じく九龍公園内。　サッカーを楽しむ人々。

　■ 写真９　---　九龍半島　尖沙咀付近。

　■ 写真１０　---　 ５月２４日の現地の新聞です。　勧告が解除された事を報じています。


(写真撮影日：　写真１〜４ --- ５月２６日、写真５〜１０ --- ５月２４日)