午後２時５２分、台湾で強い地震が発生しました。

台湾側の発表では、震源地は花蓮の秀林でマグニチュード６.８。
各地の震度は宜蘭市５、蘇澳５、南山５、牛鬥５、台北市５、花蓮５、苗栗５、桃園４、新竹４、台中４、彰化４、雲林４、南投４、嘉義４、台東３、台南弱震。

花蓮の中横燕子口で落石があり蘇花公３,１２４キロ地点で双方向不通。

台湾ＭＲＴ会社は、地震の影響により止まっていたＭＲＴ木柵線動物園駅から辛亥駅間の運転を再開したと発表。但し中山駅から麟光駅の前までは、忠孝復興駅の柱に亀裂が見つかったため、運行できない模様。

淡水、板南、中和、新店線はすでに午後５時３０分に復旧し開通しているが、木柵線南投と辛亥駅から動物園駅は部分的に運転している。

北段麟光駅から中山國中駅は、被害を受けた部分を修復中で明日には復旧して正常運転できる見込みと発表した。

台北市内では、建設中の台北国際金融ビルの上からクレーン車が落下し、数名の死者とけが人が出た。

他にも被害が大きかった様でけが人が多数出た模様。
台北そごう百貨店は外壁が崩れた為、前面閉館している。中正紀念堂の鳥居が部分的に崩れた模様。

交通部分では、中山高２４.２キロの圓山橋に亀裂が入った為、南北双方の交通をストップしているが、７時間後には開通する見込み。
蘇花公路は１２７キロ地点で崖崩れがあり不通となっていたが、午後４時５０分開通した。１３１キロの地点では片側通行となっている。　

台北市長が午後６時に発表したところによると、明日は通常通り通勤通学ができるとのこと。 電気・ガス・水道などは一部に被害を受けたが、ほとんどが通常通りとの事。

桃園中正国際空港では、発生時に一部の天井板が落下しましたが、大きな自身事故にはならず、各国際線も正常運航されております。
松山空港（国内線）も正常運航されております。
鉄道は全線、平常通り運転している。