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インドネシア デンパサール / ニョピの時期の諸注意

掲載日時:2003年02月24日

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社

2003年のニョピは4月02日です。

ニョピの日は、基本的に全てのオプショナルツアーやレストランがクローズとなってしまいますが、前後の日もオプショナルツアーが催行されなかったり、レストランがクローズすることがございます。

最新情報、及び詳細に関しましては、OTOA会員会社までご確認下さい。


■ニョピ とは --- バリ島の手配で最も注意が必要な宗教的祝日です。

*バリ島では現在もヒンズー教の「ウク暦」と「サカ暦」の2つの暦が使われており、ニョピは「サカ暦」の新年にあたります。
*昔からの言い伝えですが、この時期に地獄の主神「ヤマ」が悪霊の国を掃除するため、悪霊達がバリ島に逃れてくると言われています。
そのため、バリの人々はこれら悪霊がバリ島から去った後、島中を浄化する必要があると考えています。


■3月31日(月) --- ニョピ前々日

各寺院の御神体を海岸に運び、清める儀式が行われます。

※ホテル、レストランには影響はございません。一部寺院が観光できなくなる場合がございます。


■4月01日(火) ニョピ前日

村々の「辻」に悪霊へのお供え物が置かれます。
夜になると、オゴオゴと呼ばれる山車が街中を練り歩き、松明を焚き、楽器を鳴らして、供え物を食べた悪霊に、もう危害を与える事無くバリ島から立ち去るように促します。

※ホテル、レストランには影響はございません。
※寺院や各観光ポイントで、午後からニョピの準備に入るため、クローズとなる場合がございます。
※オプショナルツアーについては午前中のみ催行可能です。
 午後は多くのツアーが催行できなくなりますのでご注意下さい。


■4月2日(水) ニョピ当日

悪霊が去るのを瞑想して待つ日です。
人々はいかなる活動もしてはならず、一切の外出も禁じられています。
一年に一度、この日だけはバリ島全島が静寂に包まれます。

※外国人観光客に対しても、ニョピは適用となります。ホテルからの外出は一切出来ません。
※オプショナルツアーについては、全て中止となります。
※ホテル内施設(レストラン、スパなど)に関しては、基本的にはオープンしておりますが、一部クローズになる場合もございますので、事前にご確認下さい。
※陸・海・空、全てのルートから、バリ島へ入る事が不可能となります。
※その日のホテルへのチェックイン・アウトは出来ません。
※その日にバリ島へ離発着するフライトは無くなりますので、殆どの場合問題ありませんが、海近辺のホテル→ウブドゥのホテルへの移動等も出来なくなりますので、バリ島内でホテルを移る様なケースもご注意下さい。

※4月3日午前6時までが、上記適用となります。


以上、この時期バリ島へご旅行をお考えの方は、くれぐれもご注意ください。