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ベトナム / 「新型コロナウイルス」に関する最新情報

掲載日時:2021年07月14日

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社

「新型コロナウイルス」の影響について、現在のベトナムの最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 感染者状況
2021年7月12日時点のベトナム国内の総感染者数は29,816名

■ 行政・その他機関からの発表
◎ ホーチミン市、7月09日よりさらなる厳しい感染防止措置の実施を決定
ホーチミン市では、2021年5月31日より社会隔離を実施しているものの感染を抑えることができず、1日で700〜800名前後の感染者が増加する日もあることから、政府はより厳しい感染防止措置の実施を決定しております。
感染防止措置の違反を厳格に処理し、違反に対しては行政政処罰を実施するとしております。
行政政処罰の例としては以下のとおりです。
* 真に必要な場合に該当せずに外出する者に対して、100万〜300万ドンの罰金。
* 対面する際に2mの間隔を確保しない者に対して、100万〜300万ドンの罰金。
* 職場、学校及び病院以外の公共の場で2名以上で集合する者に対して、
 個人には1,000万〜2,000万ドン、団体に対しては2,000万〜4,000万ドンの罰金。
* マスクを着用していない者に対して、100万〜300万ドンの罰金。
* 飲食テイクアウトの営業
 個人には1,000万〜2,000万ドン、法人には2,000万〜4,000万ドンの罰金。

なお、以前ニュースになっていた、ベトナム国内でインド型と英国型のハイブリッド変異株の件に関しては、研究の結果、インド型からのみ派生した新型であることが発覚しております。

■ 主要都市における感染防止措置の状況
◎ ホーチミン
2021年7月09日より15日間の予定。適用される措置の詳細は以下の通りです。
* 全ての住民は、自宅で待機すること。
 不用意に外出した場合、罰金の対象となります。
* 食料品、薬品の調達や緊急の目的のみ外出が認められる。
* 人と接触する際は2m以上の間隔を保つ。
* 原則として公共交通手段による旅客運送を停止。
* ホーチミン市から各省市を訪れる全ての人は、各省市に到着後7日間は自宅療養(待機)期間とし
 その後7日間は健康観察期間とする。
 なお自宅療養期間中には、2度のPCR検査を義務付ける。
* 飲食店は全て一時閉鎖とし、7月09日よりデリバリーも禁止。
* 現在、スーパーマーケットやコンビニエンスストアでは食品が品薄になっており、
 食材を入手することが徐々に困難となりつつあるる。

◎ ダナン
一時、感染者数が落ち着いたことで、6月09日よりレストランでの飲食が可能となり、ビーチも開放されましたが、10日後の6月19日に再度感染者が発生したことで感染防止措置が強化され、現在もレストランでの飲食、スパの営業、ビーチの開放などが再び停止となっている状況です。

◎ ハノイ
ハノイ市内におけるコロナウイルスの感染状況が落ち着き、6月22日から規制が緩和され、飲食店での店内飲食や美容室、20名以下での公共の場での集会が再開し、その後6月26日からはゴルフ場や屋外でのスポーツ活動の再開が決定しております。
飲食店での店内飲食については、入店人数を収容可能人数の50%以下までに制限し営業を行っております。一方で、7月06日に市内にてコロナ感染者が10名発生したことで、今後、状況によってはダナン同様に感染防止措置が行われる可能性もあり
ます。

以上、ご注意ください。