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インド [ India ]

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国別現地だより

インド / インド宮殿列車の旅 

掲載日時:2000年07月11日

情報提供:コックス・アンド・キングス・ジャパン

昨年末、(財)国際観光開発研究センターの海外観光情報収集調査団の嘱託として、インド観光のゴールデントライアングルを巡回する「宮殿列車」の旅を体験する機会を得た。
 インドには、今でも多くの召使を抱え、豪華な生活を続けるマハラジャがいる。この列車の旅は、マハラジャの世界に身を置きながら、自然公園、文化遺産、現代の街、砂漠でのキャメルライドなど、ラジャスタン州の観光スポットを中心に、世界遺産「タージマハル」などを巡る7泊8日、3,200キロの長旅である。
 宮殿列車は、ディーゼル機関車に牽引される20輌の大編成で、客車は14輌、中央に厨房車、その前後にダイニングカー2輌、ラウンジカー1輌、前後に7輌の客車、他にスタッフカー1輌、最前部と最後部に大型発電機を積んだ動力車2輌の構成である。客車1輌毎の4つの個室がある。客室は約12平方メートル、ツイン、ダブル、シングル+2段ベッドの3種類があり、シャワー、トイレ、クローゼットがつく。各客車の専用ラウンジ(朝食や読書・懇談用)と車輛専属のサービス員兼ガードマン2名が寝起きするキッチン付きの小部屋がある。広軌(1,676ミリ)の路線を最高70キロの速度で走る夜行列車の寝心地は決して悪くない。
  
 8日間の旅が全てパックされているこの『宮殿列車の旅』は、朝、列車を降り、専用バスに乗り換えて街や観光地を廻り、夜は列車で移動する。ほとんどがヨーロッパからの客であり、日本人は年間20名程度である。観光ガイドやは勿論、車内の案内書も列車内のパーティーも、英語に弱い人には問題がある。しかし、ほぼ完璧にパックされた主催旅行としては、質量共に豊かな内容を持つツアーと言えよう。毎週水曜日夕方、デリー駅を出発し、翌週水曜日早朝に帰着するこの客車の平均占有率は80%と主催者は語っていた。


1人1泊当たりの料金は下記のとおりとなる。予約は前金制では申し込み時20%、30日前に残り80%が必要である。

2000年4月〜2001年3月 
   1人部屋利用の場合       USD485.(395)
   2人部屋利用の場合       USD350.(295)
   3人部屋利用の場合       USD285.(240)

( )内は4月、9月の特別割引料金が設定されている。また、酷暑期(5月から8月まで)における列車の運行はされていない。コースの中間のみの乗車も可能だが、最低4日分の料金を支払わなければならない。出発は毎週水曜日のみ。20人日本人が集まれば日本語ガイドをつけることができる。


螢灰奪ス・アンド・キングス・ジャパン
調査・契約アドバイザー 石黒 乙亥(いしぐろ おとい)