カナダ / 続々広がる禁煙条例
掲載日時:2001年12月27日
情報提供:JNTO トロント事務所
今年の6月からトロントとその周辺地域のレストランにおける禁煙条例が実施されたが、続いて首都のオタワにおいても実施の運びとなった。
当初、トロントとオタワの範囲と思っていたが、念の為調べてみると、9月現在、49の自治体がこの条例を制定しており、そのうち39の地域ですでに実施の段階にあることが分かった。
地区別に概観すると日本人旅行者の多いプリティッシュコロンビアやオンタリオに制定しているところが多い。
その他、エドモントンは今年5月から、ウイニペッグは来年からなどと、主要都市もすでに法制化されており、日本人に人気のあるバンフへの玄関口となるカルガリーでも、法制化に向けてインターネットを活用してキャンペーン中である。
州別に見ると、ニューファンドランドやバンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州では、州全体として禁煙条例が成立しており、来年の早い時期から実施とのことである。
その他、オーロラ見物の基地として有名なイエローナイフなども、2005年から実施されるという。
こうした時代の流れは今後ますます広がるものと見られ、喫煙者が多い日本人にカナダを販売する日本の観光業界としては、販売と同時に啓蒙活動を心掛けてゆく必要があろう。
※本記事は「国際観光振興会 海外旅行情報」より転載致しました。
当初、トロントとオタワの範囲と思っていたが、念の為調べてみると、9月現在、49の自治体がこの条例を制定しており、そのうち39の地域ですでに実施の段階にあることが分かった。
地区別に概観すると日本人旅行者の多いプリティッシュコロンビアやオンタリオに制定しているところが多い。
その他、エドモントンは今年5月から、ウイニペッグは来年からなどと、主要都市もすでに法制化されており、日本人に人気のあるバンフへの玄関口となるカルガリーでも、法制化に向けてインターネットを活用してキャンペーン中である。
州別に見ると、ニューファンドランドやバンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州では、州全体として禁煙条例が成立しており、来年の早い時期から実施とのことである。
その他、オーロラ見物の基地として有名なイエローナイフなども、2005年から実施されるという。
こうした時代の流れは今後ますます広がるものと見られ、喫煙者が多い日本人にカナダを販売する日本の観光業界としては、販売と同時に啓蒙活動を心掛けてゆく必要があろう。
※本記事は「国際観光振興会 海外旅行情報」より転載致しました。