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メキシコ [ United Mexican States ]

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メキシコ / タバスコ州で発生した大雨による被害状況

掲載日時:2007年11月13日

情報提供:株式会社メキシコ観光

メキシコ南部 タバスコ州にて発生いたしました大雨による被害状況につきまして、弊社スタッフが11月07日に現地を視察してまいりましたので、下記にお知らせいたします。

尚、その後現地の状況は回復に向かっており、下記内容から変更になっている場合もございますので、予めご了承ください。

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10月中旬より断続的に降り続いていた雨の影響で、タバスコ州の約70%が床下・床上浸水等の被害を受けました。
タバスコ州州都 ビジャエルモッサ市内は約80%が浸水の被害を受け、被災者は70万人にのぼったものと思われます。又、観光場所として有名な「ラベンタ野外博物館」も浸水し、閉鎖しておりました。

浸水被害から1週間程度が経過し、既にほとんどの地域で水は引いており、浸水の被害がひどかったビジャエルモサ市内中心部の商店(スーパーマーケットやコンビニ)等も、一部営業を開始しております。
電気や水等のライフラインも、一部地域を除き確保されている模様です。
既に仕事を開始している企業もあり、特に治安が悪化しているという雰囲気はありません。各箇所では、救援物資の受け取りにかなりの行列が出来ているのが目立った以外は、普段に近い生活を送っている模様です。
タクシーやバス、ミクロなどの公共交通機関もほぼ完全に動いております。

長距離バスターミナル(ADO)は、11月07日現在も未だ水に浸かっているため機能しておりません。長距離バスは道路脇に停車し、そこで乗り降りする形となっております。
空港方面から市内に入る途中の河川近くの一部には、大きな被害を受けているところもありますが、市内中心部に入れば、全く普段通りの生活が戻っている様子です。

主要観光地であるパレンケ遺跡からビジャエルモッサ空港間の道路状態は特に問題無く、観光に支障は出ていない模様ですが、一部地区で衛生上の問題等も全く無い訳ではありませんので、この地域へのご旅行を計画の方は現地情報を確認の上、お出かけになる事をおすすめいたします。