ハリケーン「アイシドール(ISIDIRE)」---(注: 今はトロピカルへとかわっています)は、アメリカのルイジアナ、ミシシッピ方面に１時間９６ｋｍの速さで向かっており、台風の中心はメリダの北方面８０ｋｍのところにいます。

現在のメリダ周辺の状況は電気・水が止まっており、今週金曜日に回復すればよいとのことで、パソコン、ファックスも使用できません。
電柱が５,５００本倒れ、夜外出するのは感電の可能性があり危険とのことです。


【高速道路】
　ＭＩＤ〜ＣＡＮＣＵＮ ------------- 通行可能
　ＭＩＤ〜ＣＡＭＰＥＣＨＥ --------- 閉鎖
　ＭＩＤ〜ＶＡＲＡＣＲＵＺ方面 ----- 閉鎖
　ＭＩＤ〜ＣＤ.ＣＡＲＭＥＮ -------- 閉鎖
　ＣＰＥ〜ＥＳＣＡＲＣＥＧＡ ------- 閉鎖
　　　
また、道路の状態が相当悪いようで、現地バス会社ＲＯＴＥＳＡのバスも走行中に２台壊れてしまったそうです。

チェチェンイッツァ遺跡、ウシュマル遺跡は開いたそうですが、それ以外の遺跡は今も閉鎖中です。

カンペチェも同じようにひどい被害を受けています。

チアパスでは水位が１.５メートル上がり、２,０００戸が破壊されています。
そのなかでもＡＣＡＰＥＴＡＨＵＡ、ＴＡＰＡＣＨＵＬＡといった町の被害が大きいのですが、これらの町は太平洋側にあるので観光地には影響はなく、パレンケ遺跡などは無事です。

カンクンとキューバの間にいた台風「リリー(LILY)」は、昼頃ＳＡＮＴＯ.ＤＯＭＩＮＧＯ(ドミニカ)に８２０ｋｍの距離(風速９５ｋｍ)にいましたが、西側に向けて移動。その後ハイチの南側、キューバの東側へと明日頃から動く様子。

今のところドミニカ共和国、ジャマイカ、プエルトリコ、ハイチ、キューバに被害がでています。

「リリー(LILY)」は、キンタナロー州から２,０００ｋｍにおり、近づくことはないだろうと言われているますが、ホンジュラスではすでに警戒を強めています。

また別の台風「キール(KYLE)」は、Isla Bernudasから１,４１０ｋｍのところにおり、これ以上近づかないことを祈っています。