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ペルー [ Republic of Peru ]

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ペルー / ペルー各地での大雨による被害  ※在ペルー日本国大使館発出情報

掲載日時:2025年02月14日

情報提供:株式会社ラティーノ

現在、ペルー各地において大雨による土砂崩れや河川の氾濫等の被害が発生しており、大雨警報が発出されております。
これを受け、在ペルー日本国大使館が注意喚起を発出しておりますので、以下にお知らせいたします。
現在ペルーにご滞在中の方、またこれから訪問予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。



ペルー各地での大雨による被害

1. ペルー国家緊急オペレーションセンター(COEN)は、リマ州、クスコ州、プーノ州、イカ州、アレキパ州等の観光地を含むペルー全国各地において、大雨警報(警報レベルが最も高い赤色)を発出しています。

2. 大雨の影響により、各地で土砂崩れ(Huaycoと呼ばれる土石流災害)による道路封鎖や河川の氾濫等の被害が発生しており、今後被害の継続や拡大の可能性があります。

3. ペルー貿易観光促進庁旅行者支援インフォメーションセンター(IPERU)は、マチュピチュ遺跡を訪問する際、水力発電(Central Hidroelectrica Machu Picchu)を経由したルートは、ペルー文化省によって管理されておらず非常に危険であり、特に雨期においては、土砂崩れ・河川の氾濫等の危険があるので使用しないよう注意喚起しています。
また、報道等によれば、インカ道(Camino Inca)は2月中閉鎖されています。

4. ペルーに渡航・滞在を予定されている方は、最新の気象情報等関連情報の収集に努め、災害や事故に巻き込まれないよう十分に注意し、安全確保に努めてください。

【 今後大雨が継続する場合の対応 】
(1) 報道及び関係機関から最新の情報を収集する。
(2) 大雨等による被害が予想される場合には渡航・外出を控える。
  または、日程・移動経路・移動手段・訪問地を変更する等、災害や事故に巻き込まれないようする。
(3) 万が一巻き込まれた際は、現地当局からの避難勧告や指示に従う。
  また、安否等の状況について日本の家族及び当館に連絡する。
(4) 大雨の降雨後も地盤のゆるみに伴う土砂崩れ等の二次災害にも十分注意する。
(5) 被害が発生している地域においては、治安悪化の可能性にも十分注意する。
(6) 被災地では、インフラの破壊(電気や水など)、物資供給不足、各交通機関の乱れ電話等通信網の断絶
  等が発生しているおそれがあるため、被災地への訪問は、情報収集を行いつつ慎重に検討する。

【 参考 】
* ペルー貿易観光促進庁旅行者支援インフォメーションセンター(IPERU) ※英語可
 TEL: (01) 574−8000 (24時間可)
 WhatsApp: 94449−2314 (24時間可)
 メール: iperulimapto@promperu.gob.pe
     ** 注: メール送信時は、@を半角に変換してください

* 国家緊急オペレーションセンター(COEN)
 X(旧ツイッター): https://twitter.com/COENPeru

* 環境省気象・水文国家サービス局(SENAMHI):
 ホームページ: https://www.senamhi.gob.pe/?&p=estaciones

* 国家防災庁(INDECI)
 Facebook: https://www.facebook.com/indeci
 X(旧ツイッター): https://twitter.com/indeciperu