在サンクトペテルブルク総領事館より、平成２６年以降、ＩＣ旅券を作成できなくなることについて情報が発出されましたのでお知らせいたします。
これにより、当地でパスポートを紛失された場合、再発行にかなりの時間を要することになりますので、パスポート紛失・盗難などには十分にご注意ください。

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当地を訪問される旅行者の皆様へ

平成２６年から当館ではＩＣ旅券を作成できなくなることについて

当地では旅行中に日本国旅券の盗難に遭う被害が続発していますが、厳しい予算状況から、平成２６年１月１日以降、当館における日本国旅券の取扱いが以下のとおり変更され、当館ではＩＣ旅券の作成ができなくなります。旅行者の皆様におかれてはご不便をお掛けすることとなりますが、ご理解の程お願い申し上げます。

【当館での旅券作成の変更点等】
１　平成２６年１月１日から、当総領事館でのＩＣ旅券の作成はできなくなります。

２　ＩＣ旅券を作成する場合、日本で作成したものを郵送で受領することとなりますので、受け取るまでに最低でも１０日から２週間程度が必要と見込まれています。

３　旅行中に日本国旅券を盗難・紛失した場合、日本への帰国のために一度だけ使用することができる渡航文書「帰国のための渡航書」又は一定期間のみ有効の「緊急旅券」を発給することとなります。

４　「帰国のための渡航書」又は「緊急旅券」を発給しただけではロシアからの出国はできません。「帰国のための渡航書」、「緊急旅券」を発給した後、ロシア入管当局(連邦移住庁)から出国査証を取得しない限り、ロシアから出国できませんが、出国査証の取得には最低２〜３日(土日休日を除く)、場合によっては１０日以上かかる場合もあります。

５　「帰国のための渡航書」又は「緊急旅券」を使用して出国審査を受ける場合、国境警備隊が確認を行うことがあるため、非常に時間がかかる場合があります。
場合によっては数時間にわたって出国を差し止められることも十分考えられます。

６　平成２６年１月１日以降、日本国旅券を盗難・紛失した場合、出国がかなり難しくなります。絶対に日本国旅券を盗難・紛失されないよう十分注意してください。