---

【都市別安全情報(トラベルサポート)】- 西ヨーロッパ

オーストリア [ Republic of Austria ]

オーストリアの国旗

国別渡航先速報

オーストリア / 「新型コロナウイルス」に関する最新情報

掲載日時:2023年03月03日

情報提供:オーストリア政府観光局

オーストリアでは現在、ホテル、飲食店、商店や文化施設などすべて営業していて、イベントも平常通り開催しています。コロナ規制のほぼ全面解除により、入国時においても、国内においても何ら証明書は必要ありません。ウィーンにおいても公共交通機関や薬局でのマスク着用義務は2023年3月1日から不要になりました。
ここでは、オーストリアのコロナ対策に関する各種情報を知ることができます。

■ 一目でわかる重要事項
オーストリアでは入国時のコロナ規制はありません。マスクは病院、介護施設以外は着用義務はありません。

* ウィーンにて2023年2月28日まで公共交通機関(屋内の駅、プラットフォームを含む)と薬局で
 必要となっていたマスクも2023年3月1日より不要です。

◎ オーストリア入国要件
* オーストリアの国境は現在、すべての国に対して開放されており、ワクチン接種証明や治癒証明、
 コロナ検査の陰性証明のいずれも提示する必要なく入国できます。
* 2023年1月7日以降に必要となっていた中国からの旅行者に対するPCR検査で陰性証明も
 2023年3月1日より不要です。

2022年8月1日よりオーストリアではコロナ陽性者でも隔離は不要となっています。
陽性者の立ち入り禁止は、病院や健康スパなどの特に機密性の高いエリアにのみ適用されます。
屋外では、2mの安全距離を維持できる場合、陽性者でもマスクは必要ありません。
規則は通常サンプルが採取された時点から最大10日間有効です。感染後5日を過ぎてPCR検査が陰性となれば規制は解除されます。

【重要】
2023年2月1日のオーストリア政府の発表によりますと、現在、病院や介護施設などの特定な場所に適用されているマスク要件は4月30日に解除される予定です。
また、6月30日でオーストリア国内の全ての新型コロナ対策を撤廃。新型コロナ感染の報告義務や行動規制も撤廃されることになります。
撤廃後も症状がある人はPCR検査を病院でのみ無料で受けることができます。

(2023年2月28日更新)

---
◎ 現在の入国規制
現在はすべての国から3−G証明の提示は必要なく、入国が可能です。

◎「3−Gルール」とは
* ワクチン接種済み
* 治癒済み
* 72時間以内のPCR検査陰性証明か、24時間以内の抗原検査陰性証明
の何れかを証明できるものを提示します。

3回目の予防接種の有効期間は現在、特に設定されていません。これは「非常に高い疫学的リスク」のある国・地域が再び存在する場合にのみ関係しますが、現在はそれに指定された国はありません。

オーストリア入国時の隔離は必要はありません。
オーストリアに入国時のオンライン登録も必要はありません。

---
■ 日本人の入国要件
日本からオーストリアへ入国する場合、ワクチン接種証明、回復証明、コロナ検査のいずれも不要です。オーストリア国内でも観光するのにこれらの証明書は必要ありません。
また、日本帰国時には2022年9月07日より、ワクチン接種3回完了している方は陰性証明書の提示が免除されます。ワクチン接種をしていない方で、PCR検査の陰性証明書が必要な場合は、オーストリア国内において日本の厚生労働省のフォームを使用しPCR陰性証明を発行してくれる施設もあります。

詳細は、下記にてご確認ください。
→ 日本の厚生労働省のフォーム
 日本語/英語  https://www.mhlw.go.jp/content/000799426.pdf
 ドイツ語/英語 https://www.mhlw.go.jp/content/000910070.pdf
→ 日本の厚生労働省のフォームを使用しPCR陰性証明を発行してくれる施設
 https://www.at.emb-japan.go.jp/itpr_ja/Labor_de_20210615.html

詳細については各大使館のサイトを参照してください。
→ 駐日オーストリア大使館 https://www.bmeia.gv.at/ja/oeb-tokio/
→ 在オーストリア日本国大使館 https://www.at.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronavirus_ja.html

■ 空路
ウィーン空港、ザルツブルク空港、インスブルック空港など各空港では、夏の休暇時期に旅行者が増加するため、チェックインと旅行手続きに十分な時間を取っておいてください。
フライトの状況はそれぞれの空港や オーストリア航空など、各航空会社にお問い合わせください。
航空機および空港エリアではマスクを着用する必要があります。医療用マスクが必要かどうかは航空会社によって違います。オーストリアの空港では医療用マスクのFFP2マスクをご用意ください。

ウィーン空港やザルツブルク空港などでは、PCR検査ができますが、日本に帰国する際に備えて検査する場合、結果が出るまでの時間、日にちにご留意ください。

→ ウィーン空港 https://www.viennaairport.com/en/passengers
→ ザルツブルク空港 https://www.salzburg-airport.com/en/
→ インスブルック空港 https://www.innsbruck-airport.com/en

ウィーン空港やザルツブルク空港などでは、PCR検査ができますが、日本に帰国する際に備えて検査する場合、結果が出るまでの時間、日にちにご留意ください。

〔市内への交通〕
シティ・エアポート・トレインか、オーストリア連邦鉄道のSバーン(S7)と空港バスのヴィエナ・エアポート・ラインズが利用できます。
→ シティ・エアポート・トレイン https://www.cityairporttrain.com/en/home
→ ヴィエナ・エアポート・ラインズ https://www.viennaairportlines.at/

■ 列車
オーストリアと近隣諸国を結ぶ長距離列車など、時刻検索や予約は、オーストリア連邦鉄道のウェブサイトをご覧ください。
→ オーストリア連邦鉄道 (OBB) https://www.oebb.at/en/

■ 安全な休暇を過ごすために
飲食店、宿泊施設、文化施設、イベント、交通機関、レジャー・スポーツ施設における保護対策

◎ 飲食店
営業時間の規制はありません。これは宿泊施設の飲食施設にも適用されます。
3−G、つまりワクチン接種証明、治癒(回復)証明、コロナ検査の陰性証明はいりません。
マスク着用義務はありません。グループの人数制限はありません。深夜営業のバーやナイトクラブもマスク不要で営業しています。戸外のスナック屋台での飲食も可能。
→ 詳細 https://www.sichere-gastfreundschaft.at/gastronomie/

◎ 宿泊施設
宿泊施設を利用するのに、ゲスト登録も3−G証明も必要ありません。
マスクの着用も要りません。

◎ 文化施設、イベント
イベントの収容人数も開催時間の制限はありません。3−G証明も要りません。
見本市などのイベントにおける飲食も許可されています。
劇場、コンサートホールなどの大会場でもマスクは着用する必要はありません。
→ 詳細 https://www.sichere-gastfreundschaft.at/messen-veranstaltungen/

◎ レジャー施設とスポーツ
ゲスト登録は不要です。屋内施設に入る時、証明書やマスクは必要ありません。
→ 詳細 https://www.sichere-gastfreundschaft.at/freizeit/

★ 緊急を要する助けが必要な場合の連絡先
◎ 感染が疑われる場合
オーストリア滞在中に症状に気づいたり、感染した疑いがある場合は体調を良く観察し、人混みや公共交通機関を避けてください。陽性反応が出たら、とにかくまず1450に電話をし、指示を仰いでください。
感染した場合はホテルにまず5日間自己隔離し、そしてもう一度PCR検査をし(外出可能)、陰性だったら隔離終了という流れです。

〔詳細情報〕
* オーストリア健康&栄養管理局AGESのコロナウイルス情報ホットライン:
 0800‐555‐621
* AGESコロナウイルス情報ページ
 https://www.ages.at/en/topics/pathogenic-organism/coronavirus/
* オーストリア連邦保健省コロナウイルス情報ページ
 https://www.sozialministerium.at/Themen/Gesundheit/Uebertragbare-Krankheiten/Infektionskrankheiten-A-Z/Neuartiges-Coronavirus.html
* オーストリア観光省コロナウィルス情報ページ
 https://info.bmlrt.gv.at/themen/tourismus/corona-tourismus.html
* オーストリア外務省からの現在の旅行警告
 https://www.bmeia.gv.at/reise-services/coronavirus-covid-19-und-reisen/

以上、ご注意ください。

注意) 以上の情報は細心の注意を払って調査されています。
   ただし、正確性を保証するものではありません。