ムール貝はベルギーを代表する料理のひとつです。
冬の食べ物のイメージがあるムール貝は、７月に初物が出る夏も楽しめる旬の味です。現在では一年を通して食べられますが、月の名前に「Ｒ」のつく９月〜４月までが最も肉厚で美味しい時期とされています。
日本では白ワイン蒸しと言われる料理法がポピュラーになっていますが、ベルギーではポロねぎ、セロリなどの野菜の水分と、貝から出る塩分だけで料理する「ナチュール」という食べ方が一般的です。

ベルギーのムール貝料理には様々なバリエーションがあります。いろいろな食べ方に挑戦してみるのも旅の楽しみです。

■ベルギーでの代表的なムール貝の食べ方
* ムール貝ナチュール
　ムール貝の塩味と野菜の風味を活かしたシンプルな味。ベルギーで最も一般的な食べ方です。

* ムール貝白ワイン蒸
　白ワインと野菜の味がムール貝にしみ込み、スープまで美味しく食べられます。

* ムール貝プロヴァンス風
　トマト、にんにく、パセリで味付けをします。夏にもぴったりの元気が出る味です。

* ムール貝ビール蒸
　ベルギーならではの食べ方。ビールのうまみとふっくらとしたムール貝が絶妙です。