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スイス [ Swiss Confederation (Switzerland) ]

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スイス / 中央スイス地方大雨による被害・復興状況について<続報>

掲載日時:2005年08月29日

情報提供:クオニイジャパン株式会社

(現地時間8月28日現在週末までの状況)

復旧作業の方は各地で進み、観光、訪問が下記の通り可能となっております。

・ルツェルン: 市内に氾濫していた水がひき、車両での移動に規制があるものの、徒歩での観光は可能になりました。なお、カペル橋はまだ渡れません。
・グリンデルワルド、ウェンゲン: 町自体への直接的な被害がなかったので、現在はホテル・レストランなど通常通りの営業を再開しております。
・インターラーケン: 一部を除くほとんどのホテルが通常通りの営業を再開しております。
・ベルン: 通常の市内観光、滞在が可能です。

●道路状況
・インターラーケン−ラウターブルンネン間 一車線のみ通行可
・インターラーケン−グリンデルワルド間 指定バス会社のみ通行可
・その他閉鎖中の峠:スーステン、グリムゼル
・フルカ、サンベルナルド、ベルニナ、グロースシャイデックに加えブルーニグ、ゲッシネン峠も開通しました。
これによりアンデルマット−ルツェルン−インターラーケンの移動が可能となりました。またサンゴッタルドトンネルも開通し、イタリア方面への移動も可能となりました。

●交通機関
・ブリエンツロートホルン鉄道: 運休 今週早々の復旧を目差している模様
・トゥーン、ブリエンツ湖クルーズ: 運休 水位により8月31日(水)より運行予定
・ユングフラウ鉄道(ユングフラウヨッホ観光):ラウターブルンネン−クライネシャイデック−
・ユングフラウヨッホ区間、グリンデルワルド−クライネシャイデック区間とも運転再開しましたが、グリンデルワルド区間は9月4日(日)までグリンデルワルド滞在客用に制限されております。引き続きインターラーケン−グリンデルワルド間、インターラーケン−ラウターブルンネン間に代替バスが1時間に1本の間隔で運行されております。
・ハーダークルムバーンケーブルカー: 運行
・グリンデルワルド−ボルトケーブルカー: 運行 フィルストまでは9月1日(木)再開予定
・ミューレン、シルトホルン、アルメントフーベル山岳交通機関: 運行
・ピラトス展望台ケーブルカー: クリエンス・アルプナハシュタット両方向とも運行

●ハイキングルート
・ウェンゲン−メンリッヘェン−クライネシャイデッグ: オープン
・アイガーグレッチャー−クライネシャイデッグ: オープン


以下は日本時間 8月26日 午後4時までの情報です。ご参考までにご確認下さい。


●ユングフラウ鉄道(ユングフラウヨッホ観光)
・グリンデルワルド-クライネシャイデック-ユングフラウヨッホ間は通常の運行が可能となりました。
・ラウターブルンネン-クライネシャイデック-ユングフラウヨッホ間も通常の運行が可能となりました。
・インターラーケンオスト-ラウターブルンネン、インターラーケンオスト-グリンデルワルド間の鉄道は依然、不通の状態ですが、バスにてそれぞれ1時間に1本の代替輸送が行われています。

●グリンデルワルドへのアクセス
・上記、代替輸送バスを利用するか、グループの場合、グリンデルワルド地域のバス会社でのチャーターの手配が可能です。

●ハイキングルート
・メンリッヘン-クライネシャイデック間がオープンしました。(メンリッヘンへのアクセスは、ウェンゲン側、グリンデルワルド側双方とも可能です)
・アイガーグレッチャー-クライネシャイデック間もオープンしました。

●不通箇所
・ヴィルダースヴィル-シーニゲプラッテ間は不通。8月29日再開の見込みです。
・ブリエンツ-ロートホルンSLも不通。復旧の見込みは立っておりません。
・グリンデルワルド-フィルスト間は中間駅のボルトまでは運行しています。ボルト−フィルスト間は9月1日再開の見込みです。

●都市の状況
・ベルンはほぼ復旧し、通常の観光が可能です。ルッツェルンは依然市内が浸水している為、通常の観光ができません。(瀕死のライオンの見学は可能です。)

●ホテルの状況
・グリンデルワルド、インターラーケンなどユングフラウ地域のホテルはほとんどが、復旧しています。ルッツェルンでは一部、浸水しているホテルがある模様です。

●その他の道路状況
・スーステン、ブルーニグ、グラウビュンデン、グリムゼルの各峠が依然不通です。
・フルカ峠はオープンしました。