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フェロー諸島 [ Faroe Islands ]

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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド / 「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (5/14の状況)

掲載日時:2020年05月15日

情報提供:株式会社ヴァイキング

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況
アイスランド国内の感染者は、現地時間昨日2020年5月14日時点で12名のままで、12名全員が自宅隔離で療養中です。(国立大学病院に入院している人は0名)
前日同様、入院者の中で集中治療室や人工呼吸器利用の患者は0名です。
また、感染の疑いのある検疫中の人は、現在681名で自宅等で経過観察中です。
これまで回復した人は累計1,780名で、全人口の15%が検査済みです。
死亡者数は計10名のままです。

現在、6月15日以降の入国者に対する検疫オプションの詳細について詰められておりますが、旅行者が空港到着時に検査を受けた場合、その後予約をして指定のホテルでの隔離と療養が必須となる予定です。

このまま収束の状況が続けば、6月15日より入国・検疫制限が大幅に緩和され、現在の14日間の検疫、到着時のPCR検査、健康証明書の提出の3つの選択肢とCOVID19追跡アプリのダウンロードと利用を踏まえ、アイスランドでの旅行が再開される予定です。
また、さらに予想よりも収束が加速した場合には、上記制約も前倒しで解除される予定です。

■ フェロー諸島の状況
現在の感染者数、自宅で検疫中の人数ともに0名のままです。
これまでの感染者数累計は187名、死亡者数の累計も0名です。
これまで検査を受けた累計数は8,638名で、全人口の16.9%が検査済みです。

フェロー諸島の自治政府は、ソーシャルディスタンス、集会、学校、スポーツイベント、ディスコ、バー、バス、祭りなどにつき、国内の第3段階の封鎖解除の指針を出しております。

アトランティック航空は、5月14日のヴォーアル空港〜コペンハーゲン空港間を含めた計11便の運航をキャンセルしております。

なお、フェロー諸島へは、現時点でデンマーク国籍保有者のみ入国ができますが、6月30日までは特別な理由がない限り外国人の入国は認められず、入国できた場合も14日間の検疫下の経過観察が課される予定です。

■ グリーンランド
昨日同様 現在の感染者は0名で、これまでの死亡者も0名です。40日連続新たな感染者が出ておりません。
キールセン首相は今後3段階に分けて制限を緩和して行き、国境封鎖の完全解除を実現して行くと説明しております。

グリーンランド自治政府は、4月25日(土)からの措置として下記声明を発表しております。
* 移動: 飛行機、船を含めた国内の移動が可能。バスは座席数までの乗車が可能。
* 集会: 場所のCAPA=収容人数の半分以下の集会であれば可能。
* 運動: 従来通り、スポーツセンターや屋外でのスポーツは可能。
* 飲食: 店の収容人数の半分までなら、レストラン、カフェ、バーの営業が可能。
なお、旅行者のグリーンランドへの入国は6月01日まで不可となります。

デンマークは当面の間としていた、国境封鎖と外国人の入国制限を5月末日まで延長しております。

羽田からコペンハーゲンまで運航するスカンジナビア航空は、5月18日〜8月31日まで、6歳以上の乗客乗員に機内でのマスク着用を義務付ける予定です。
なお、同航空便の運航の詳細や乗り継ぎの可否については、スカンジナビア航空、または駐日デンマーク大使館にて最新情報をご確認ください。

以上、ご注意ください。