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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド / 「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (6/03の状況)

掲載日時:2020年06月04日

情報提供:株式会社ヴァイキング

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況
アイスランド国内の感染者は、現地時間昨日2020年6月03日時点で2名のまま、全員が自宅隔離で療養中です。(国立大学病院に入院している人は0名)
感染の疑いのある検疫中の人は、現在885名で自宅等で経過観察中です。
これまで回復した人は累計1,794名で、全人口の16%が検査済みです。
死亡者数は計10名のままです。

6月15日より実施予定の空港でのPCR検査実施については、国内の感染症科医師から反対の声も上がっております。

6月15日からの検疫の要件について、チーフ疫学者より厚生大臣に提案書が出され、承認されております。入国後2週間の検疫に服さない者は、
(1) 空港到着時にPCR検査を受ける
(2) 自国の有効な陰性証明書を持参する
のどちらかを選択する必要があります。
なお、PCR検査料や陰性証明書の詳細は、今週以降、確定します。

■ フェロー諸島の状況
現在の感染者数、自宅で検疫中の人数ともに0名のままです。
これまでの感染者数累計は187名、死亡者数の累計も0名です。
これまで検査を受けた累計数は9,357名で、全人口の17.9%が検査済みです。

既にデンマークとグリーンランドからの渡航が可能となっておりますが、6月15日からはアイスランドとの渡航も可能となります。また、国内の村祭りの再開がガイドラインに従い可能となります。
アトランティック航空は6月以降、ヴァーガル空港〜コペンハーゲン空港間を月・水・木・金曜の週4便で運航し、中旬以降はデイリー運航に戻して行く予定です。
なお、6月03日は、計13便の運航をキャンセルしております。

なお、フェロー諸島自治政府は、6月30日までは外国人の入国を実質禁止しております。

■ グリーンランド
現在の感染者は昨日同様2名、累計の感者数は13名です。死亡者数累計はゼロです。

グリーンランド自治政府は、6月16日以降の入国時の検疫・検査について、以下の内容を公表しております。
(1) 渡航前検査
 渡航者はグリーンランド渡航前5日以内にCOVID-19検査を受け、検査が陰性である必要がある。
(2) 渡航後の自宅待機
 グリーンランド到着後は、渡航者本人が直ちに自宅待機に入らなくてはならない。
(3)渡航後の再検査
 グリーンランド到着後5日目に再検査を受けなくてはならない。
 渡航者は地元の保健センターに連絡し検査を予約する。
(4) 再検査の結果について
 ・陰性の場合、自宅待機終了。
 ・陽性の場合、自治領医療当局へ、自宅隔離の開始について連絡する。
  その場合、住居をともにするその他の者は、自宅待機に入らなくてはならない。

Air Greenlandが6月01日から、コペンハーゲン空港〜カンゲルルスアーク空港(SFJ)間を週3便で運航を再開する旨が報じられておりますが、旅行者のグリーンランドへの入国は6月15日まで不可となります。

デンマークの現在の感染者数は1,219名で、死亡者数は580名です。
引き続き、6月15日まで外国人への入国制限があります。

スカンジナビア航空の今後の日本線の運航や乗り継ぎの可否についての詳細は、スカンジナビア航空または駐日デンマーク大使館にて、デンマークの入国制限については、在デンマーク日本大使館のホームぺージにて最新情報をご確認ください。

 → 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ
   https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2

以上、ご注意ください。