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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド / 「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (6/07の状況)

掲載日時:2020年06月08日

情報提供:株式会社ヴァイキング

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況
アイスランド国内の感染者は、現地時間昨日2020年6月07日時点で前日より1名増え3名、全員が自宅隔離で療養中です。(国立大学病院に入院している人は0名)
感染の疑いのある検疫中の人は、現在922名で自宅等で経過観察中です。
これまで回復した人は累計1,794名で、全人口の17%が検査済みです。
死亡者数は計10名のままです。

6月15日より空港にて実施されるPCR検査は、初めの2週間は無料、以降は一人15,000アイスランドクローナ(ISK)の検査料となりました。
ケフラビク空港では到着旅客のために10個のPCR検査ブースが設置されました。
なお、同日からの入国検疫制限に関し、アイスランド到着前の4日以内に自国で取得したPCR検査陰性証明書を到着時に提出し、追跡アプリをダウンロードすれば、到着時のPCR検査を受けずに、その後の商用や観光を継続できることになりました。

アイスランドではワクチン作成の取り組みが進んでおります。
また、観光協会は8月に5万人、6月〜年末に25万人の観光客が訪れると予測しております。

■ フェロー諸島の状況
現在の感染者数、自宅で検疫中の人数ともに0名のままです。
これまでの感染者数累計は187名、死亡者数の累計も0名です。
これまで検査を受けた累計数は10,134名で、全人口の19.3%が検査済みです。
4月23日以降、新たな感染者は出ておりません。

6月15日以降、デンマークとアイスランドからの旅行者に対する自己検疫が不要となることから、新たなガイドラインを策定中です。

アトランティック航空は6月以降、ヴァーガル空港〜コペンハーゲン空港間を月・水・木・金曜の週4便で運航し、中旬以降はデイリー運航に戻して行く予定です。
なお、6月07日は、計12便の運航をキャンセルしております。
5月のヴァーガル空港利用者数は、前年対比91%減となりました。

フェロー諸島自治政府は、6月30日までは外国人の入国を実質禁止しております。

■ グリーンランド
現在の感染者は昨日同様2名、累計の感者数は13名です。死亡者数累計はゼロです。
今後の感染再発を防ぐため、カンゲルルスアークでの到着旅客と出発旅客の動線が整理される予定です。

グリーンランドでは、コロナ感染防止のため、5月以降、リスクの高い国民に肺炎球菌ワクチンの接種を進めてきましたが、今後も継続する旨をグリーンランド医師会がコメントしております。

Air Greenlandが6月01日から、コペンハーゲン空港〜カンゲルルスアーク空港(SFJ)間を週3便で運航を再開する旨が報じられておりますが、旅行者のグリーンランドへの入国は6月15日まで不可となります。

デンマークの現在の感染者数は1,193名で、死亡者数は589名です。
集団活動の制約の緩和を段階的に進めております。
引き続き、6月15日まで外国人への入国制限があります。

スカンジナビア航空の今後の日本線の運航や乗り継ぎの可否についての詳細は、スカンジナビア航空または駐日デンマーク大使館にて、デンマークの入国制限については、在デンマーク日本大使館のホームぺージにて最新情報をご確認ください。

 → 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ
   https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2

以上、ご注意ください。