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アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド / 「新型コロナウイルス」の影響について‐続報 (6/11の状況)

掲載日時:2020年06月12日

情報提供:株式会社ヴァイキング

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島及びグリーンランドの状況をお知らせいたします。

■ アイスランドの状況
アイスランド国内の感染者は、現地時間昨日2020年6月11日時点で前日同様3名のまま、全員が自宅隔離で療養中です。(国立大学病院に入院している人は0名)
感染の疑いのある検疫中の人は、現在749名で自宅等で経過観察中です。
これまで回復した人は累計1,794名で、全人口の17%が検査済みです。
死亡者数は計10名のままです。

来週6月15日には集会規模が200名から500名になり、プールやジムが収容人数の100%まで入場可能となりますが、バーやクラブなどの営業は23時までのままです。
他のシェンゲン国の判断によらず、アイスランドは7月01日以降、シェンゲン国以外からの入国を許可すると、法務大臣が国営放送でコメントしております。

引き続きEU、シェンゲン協定加盟国、英国からの入国は可能ですが、日本を始め米国等のそれ以外の国からの入国は7月01日以降になる予定です。またその場合、空港検疫時に受けるPCR検査は一人あたり15,000アイスランドクローナ(ISK)となり、その検査料は旅行者個人が負担することになります。

■ フェロー諸島の状況
現在の感染者数、自宅で検疫中の人数ともに0名のままです。
これまでの感染者数累計は187名、死亡者数の累計も0名です。
これまで検査を受けた累計数は10,607名で、全人口の20.2%が検査済みです。
4月23日以降、新たな感染者は出ておりません。

6月15日以降、デンマーク、グリーンランド、アイスランド、ノルウェー、ドイツの5ヵ国からの旅行者は入国できますが、入国前5日以内に検査を受け取得したPCR陰性証明書の提出が必要となります。
また6月末まで、上記以外の国からの入国者には14日間の検疫が義務化されており、実質、入国できません。

アトランティック航空は6月15日より、ヴァーガル空港〜コペンハーゲン空港間を毎日運航する予定です。
なお、6月11日は、計15便の運航をキャンセルしております。

■ グリーンランド
現在の感染者は昨日同様0名、累計の感者数は13名です。死亡者数累計はゼロです。

6月15日以降、国際線機内ではマスクの着用が義務となります。(6歳以下は不要)
一方、国内線ではマスクの着用は義務化されておりません。これを受け、カンゲルルスアーク空港のそばの売店でマスクの販売が始まります。

6月15日まで旅行者のグリーンランドへの入国は不可とされており、それ以降の対応は現在未定です。

デンマークの現在の感染者数は1,080名で、死亡者数は593名です。
6月15日まで外国人への入国制限があります。

スカンジナビア航空の今後の日本線の運航や乗り継ぎの可否についての詳細は、スカンジナビア航空または駐日デンマーク大使館にて、デンマークの入国制限については、在デンマーク日本大使館のホームぺージにて最新情報をご確認ください。

 → 在デンマーク日本大使館、ホームぺージ
  https://www.dk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/taizai-covid19.html#denmarku_2
  https://www.dk.emb-japan.go.jp/files/100062701.pdf

以上、ご注意ください。