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フェロー諸島 [ Faroe Islands ]

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国別渡航先速報

アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、デンマーク / 「新型コロナウイルス」の影響‐続報 (1/30の状況)

掲載日時:2022年01月31日

情報提供:株式会社ヴァイキング

「新型コロナウイルス」に関するアイスランド、フェロー諸島、グリーンランド及びデンマークの状況をお知らせいたします。

日本の厚生労働省・各自治体が発行する「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」(和英)は、アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド、デンマーク入国時に有効であることを確認済みです。
また、日本で受診・発行のPCR陰性証明書は、アイスランド及びフェロー諸島にて有効です。
欧州乗り継ぎ地も含め、各国の検疫要件については、必ず渡航前にご利用の航空会社や各国大使館にご確認ください。

■ アイスランドの状況
◎ 日本からの旅行者の出入国時の検疫要件
日本からの渡航者の入国時の検疫要件に変更は無く、現在も到着後から観光が可能です。現行の施策は2月28日まで有効です。一方、日本帰国時3日間は政府指定施設での隔離、トータルの隔離期間は10日間となっております。

2回目の接種から14日以上経過した「新型コロナウイルス感染症予防接種証明書」、
日本出発前72時間以内に日本で受診・取得した「PCR検査陰性証明書」及び日本出発前72時間以内に以下のURLから事前登録してバーコードを準備しアイスランド行き航空便の搭乗手続き時、及びケフラビク空港到着時に提示することで入国が可能となり、旅行者は空港到着時のPCR検査は不要です。
但し、7日以上滞在する業務渡航者は、空港到着時にPCR検査が必要です。その場合、ケフラビク空港到着後、鼻と喉で検体を取る無料のPCR検査を受け、約8時間後SMSで結果の通知を受け取ります。
→ 事前登録フォーム (visit.covid.is: Registration)
 https://visit.covid.is/registration/

出国の搭乗手続き時は、事前に予約を取った上で出発の72時間前以内にレイキャヴィクにてPCR検査を受けます(有料、7,000 ISK)。その結果が約8時間後〜最長36時間以内に出るので、その陰性結果を踏まえ、原則、日本の厚生労働省指定の陰性証明書を作成(有料、5,895 ISK)〜受領後に空港での手続き時に提示しアイスランドを出発する必要があります。なお、アイスランドの保健当局のPCR陰性証明書だけで飛行機に搭乗でき、日本帰国時も検疫がクリアできることは確認済みです。
出国前のPCR検査で陽性となった場合には隔離施設で療養後、PCR陰性証明書を取得し上記手順に従い出国が可能となります。

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況
オミクロン株は感染してもさほど重篤化しないこと、短期間で感染力が落ちること、医療従事者やエッセンシャルワーカーの人材確保のために、感染しても無症状であれば7日で隔離解除が可能となっております。また3回目の接種完了者の検疫条件が緩和されております。
なお、1月29日より一部国内規制が緩和され、順調にいけば3月半ばには全ての国内規制が緩和される予定です。

新規陽性者数は国内検査で1,213名、入国時PCR検査を受けた人の中での陽性者は78名、現在隔離中の感染者11,297名。入院者は37名、うち集中治療室に入っている人は3名、死亡者数累計は46名です。
感染の疑いのある国内の自主隔離者数は6,726名、入国者で147名、感染者累計は64,486名です。
5歳以上の国民の約81%が2回目のワクチン接種を完了、ヤンセンの2回目接種を含める全国民の64.4%が3回目のブースター接種を完了しております。
自主隔離が緩和されたことで、まもなく集団免疫が獲得できると説明されております。

■ フェロー諸島の状況
◎ 出入国時の検疫要件
2020年7月以来、日本から入国&旅行が可能となっております。2021年4月01日以降は、2回目のワクチン接種後8日を経過すれば、空港到着時「ワクチン接種証明書」及び「入国前2日以内に受けたPCR検査陰性証明書」を提出し、空港でPCR検査を受ければ即旅行が可能となります。なおこの入国時の検査は1月31日で終了となりますが、入国後2日目にPCR検査を受けることが強く推奨されております。
機内・空港・公共交通機関でのマスク着用が義務化されております。

2022年2月28日をもって国内の全ての規制を解除する旨をニールセン首相が発表しております。

◎ 現在の感染状況、ワクチン接状況等
現在の感染者数は4,759名、これまでの感染者数累計は19,099名となっています。入院者は4名、死亡者数累計は17名です。12歳以上の人口で見ると、現在91.1%が2回目の接種を終え、50.3%が3回目の接種を終えております。
5〜11歳のワクチン接種が進んでおります。
感染のピークはまもなくであると医療最高責任者がコメントしております。

アトランティック航空のフェロー諸島〜コペンハーゲン空港間のフライトは、昨日1月30日は3便運航しました。

■ グリーンランド
◎ 出入国時の検疫要件
国際線・国内線搭乗時の「PCR陰性証明書」は提出不要となりましたが、医師会の代表は規制の緩和は時期尚早である旨、コメントしております。
2回目のワクチン接種済み旅行者は、コペンハーゲンでの搭乗手続き時に接種後14日経過したワクチン接種証明書を提出すれば搭乗・入国が許可され、到着時のPCR検査や入国後の自己隔離は免除され、即旅行が可能です。
また、国内線搭乗の際もPCR検査の陰性証明書は不要となりました。
ただし、機内、空港、公共交通機関でのマスク着用が義務化されております。

2022年2月14日まで、レストラン、映画館、プール、美容院などの施設ではコロナパスの提示が要件となり、旅行中も接種証明書の提示が求められます。

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況等
現在の感染者は10,662名、死亡者は4名、国立病院の入院者は13名です。
現在人口の68%が2回目のワクチン接種を完了、1回目を含めると73%が接種を完了しております。
首都ヌークで3回目の接種が進み、1月14日から5〜11歳のワクチン接種が始まっております。

■ デンマーク
◎ 出入国時の検疫要件
2022年1月15日よりデンマークから日本帰国時の隔離期間が14日から10日に短縮されました。初めの6日間は政府指定施設での隔離となります。また感染再拡大に伴い新たな国内規制が発表されておりますが、日本からの検疫要件に変更はありません。

現在も全ての国を対象に入国72時間前のPCR検査受診が要件となっております。(入国後の検査は不要)
また、入国時に所定の「ワクチン接種証明書」(接種後14日経過、1年経過してないこと)の提示が必要です。なお、24時間以内の乗り継ぎであれば、事前のPCR検査は不要です。

※参考: デンマーク政府の旅行者向けホームページ
 → Travelling to Denmark as a tourist
  https://en.coronasmitte.dk/covidtravelrules

◎ 現在の感染状況、ワクチン接種状況等
デンマークの現在の感染者数は623,224名、累計感染者数1,713,485名、入院者数948名で、うち31名が集中治療室に入っております。死亡者数は3,738名で、PCR検査を受けた累計数は60,456,545件です。
検査陽性率が19.71%から22.29%に上がりました。
国民の80.7%が2回目の接種を完了、60.5%が3回目の接種を完了しております。

感染時でも無症状、軽症の場合は4日間に短縮されます。
フレデリクソン首相が、コロナは指定感染症ではなくなったこと、多数がワクチンを接種し感染したことから、2022年2月01日から国内の規制を廃止する旨を発表しております。
感染症の専門医が「病院の負担の要因は、オミクロン株での入院者数増ではなく、病院職員が感染や隔離で病欠していること」とコメントしております。また肺の専門医は、オミクロン株での肺の炎症は稀である旨を発信しております。

以上、ご注意ください。