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クロアチア リエカ / 1月22日〜2月中旬「第27回 リエカカーニバル」開催

掲載日時:2010年01月25日

情報提供:クロアチア政府観光局

クヴァルネル地方の中心地では、2010年1月から2月中旬までの期間、今年で27回目を迎える最大規模の国際カーニバルが開催されます。
今年の「リエカカーニバル」(Rijeka Carnival)は、カーニバルの女王が選ばれる1月22日に始まり、市長は町の鍵をカーニバルのリーダー、つまり約1ヵ月の間、町を「統括」する仮装した代表者に渡します。その期間、リエカだけでなくクヴァルネル一帯では多くの行事が催され、毎年より多くの観客を惹き付けているコンサート、展示会、劇、パーティーなどが行われます。

1月30日にはリエカの中心地でスノーボードの国際大会「カーニバル・スノーボード・セッション」が行われ、約10ヵ国からおよそ20人のトップスノーボーダーが参加します。このヨーロッパのスキー選手権は、海から200mほど離れた場所にあるコースで行われる非常にユニークなものです。この大会の開催に当たって、リエカには70立方メートルもの雪が運ばれます。

カーニバルは続き、2月06日にはコルゾ通りで「子供カーニバルパレード」が行われますが、それは1997年からカーニバルから独立した行事となりました。
カーニバルの絶頂は2月14日、正午に「国際カーニバルパレード」が行われるときになるでしょう。人々の想像性、滑稽さ、独創性、そしてあらゆる色や形が、おとぎ話に出てくるようなあらゆる乗り物、何千という仮面、そして多くの観衆のパレードとなって表現されます。
ある情報によれば、その時間にリエカの通りには、国内外からの15万人以上の人々が集まるとのことです。

この地方の6世紀にわたるカーニバルの伝統、そしてヴェネチアやオーストリアの市民カーニバルの影響によって1982年にリエカカーニバルが再生され、この奇妙なカーニバルアイデンティーを築き始めたのです。
最初は3つの地元のカーニバルグループと約100人の参加者によって始まりましたが、今日では約10ヵ国から1万人以上が集まる国際的なお祭りへと発展しました。
参加者と観衆のその数から、リエカのカーニバルは1995年に「ヨーロッパカーニバル都市協会」(FECC)の定期メンバーに選ばれ、ヨーロッパで最も影響力のあるカーニバルの一つとなったのです。

リエカカーニバルはその特徴からリエカの町だけではなく、その一帯やクロアチア全土でも「5つ目の四季」、それも「狂気とリラックス」の四季として認められています。
豊かな娯楽、スポーツ、文化プログラムによって老若男女が満足出来るカーニバルです。


※詳細はこちら
 プリモリェ−ゴラニ州観光協会
  URL http://www.kvarner.hr/ (クロアチア語、英語他)
 リエカ市観光協会
  URL http://www.tz-rijeka.hr/ (クロアチア語、英語他)
 リエカ国際カーニバル
  URL http://www.ri-karneval.hr/ (クロアチア語、英語)