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エジプト アスワン / 「エドフ神殿の塔門」 通行再開

掲載日時:2003年04月24日

情報提供:エジプト大使館エジプト学・観光局

文化省は修復・改修作業が終了した後、「エドフ神殿の塔門」を通行出来るように再開すると発表しました。

エドフ神殿は2300年前に建設され、この塔門を来訪者が通るのは初めてとなります。
最高考古庁のザヒ・ハワス博士は、これにかかる費用は1,200万エジプトポンド(約2億5,000万円)で3年間を費やすと、述べています。

計画には神殿の精密な考古学的修復が含まれています。そして開門時間を延長するため、夜間照明設備を整え、今までの夕刻の5時閉門を夜9時まで延長します。
さらに最新の維持管理装置が取り付けられます。電動ゲート、監視カメラが設置され、隣接して神殿の左側に、博物館庭園、屋外博物館が建てられます。
また神殿の右側に点在する住居を撤去し、新王国時代のラムセス2世の遺跡発掘を容易にします。

これにより、アスワンに新しい観光遺跡が増えることになります。
エドフ神殿は2300年前のプトレマイオス朝に遡るハヤブサのホルス神に捧げられた神殿です。エドフ神殿からケナ郊外のデンデラ神殿にかけて、ホルス神、ハトホル女神、そして彼らの息子ホルス・セマタウィをたどる旅ができます。