既に新聞やニュース等でも報じられております通り、現地時間 ２００６年４月２４日 １９:１５分頃（日本時間 ４月２５日 ０２:１５頃）、エジプト東部シナイ半島のリゾート地「ダハブ」にて、テロと思われる爆発事件が発生いたしました。
(※ダハブ： カイロよりバスで約１０時間。エジプト最大のリゾート地 シャルムエルシェイクより北へ車で約２時間。)


現地では昨日早朝より現場検証が行われており、現在同地では厳しい検問による厳戒態勢がとられております。
その他観光地に関する状況は、下記の通りです。

■ シャルムシェイクに関して
各道路では検問等により厳戒態勢が敷かれている事から、移動には通常より時間がかかっておりますが、市内やショッピング街では観光客が普段同様に散策を楽しんでおります。
又、シュノーケリングやダイビングも通常通り営業され、多くの観光客が参加しております。

■ シナイ山登山に関して
爆発事件に関わる犯人がシナイ山近くに逃亡した可能性があるとの事から、昨日 シナイ山登山は禁止となっておりましたが、これも一両日中には可能となる見込みです。

■ ナイル川沿いの観光に関して
テロの影響は無く、通常通りです。ホテルや観光場所、空港でのセキュリティは厳しくなり、チェックイン等に通常より多くの時間がかかる可能性がありますが、ツアーに大きな影響が出る事は無い模様です。

尚、今回の爆発事件に関しては「テロ」の可能性が高いとエジプト内務省は見解しています。但し、犯行声明は今のところ出ておりません。現在　内務省は自爆テロであったか、もしくは遠隔操作で爆弾を爆発させたかを検証中で、一定の情報公表には今しばらくの時間を要する模様です。


以上、同地域へのご旅行をご予定の方はご注意下さい。
又、続報が入り次第お知らせいたします。


※同情報は「バヒトラベルエージェンシー」より、ご提供いただきました。