現地時間２００６年８月２１日(月)の朝 ０７:００頃、カイロ市から北に約２０Ｋｍのところにある「カリューブ」(Qalyoub)という町の付近で２台の列車が衝突し、少なくとも４台の車両が横転、エンジンから火災が発生するという列車事故が発生いたしました。

各報道機関の発表によりますと、同事故は朝の通勤ラッシュ時にあたっていた事から、死者５８名、ケガ約１５０名余りの被害が出たと言われております。
衝突した列車の一方はデルタ地帯 マンスーラ発カイロ行きの普通列車、もう一方は ベンハー発カイロ行きの普通列車で、一方の列車が駅で待機しているところにもう一方の列車が衝突したと見られています。
現在、事故原因を調査中ですが、追突した列車の運転士の赤信号見落としが原因と見られています。

現在、外国人がカイロで列車に乗車する場合、原則普通列車(二等、三等)の切符は購入出来ない事になっている(窓口で断られる)事から、今回の事故による外国人旅行者の被害は無いと思われます。

尚、現在は、列車の運行は通常通りに戻っております。
以上、ご注意下さい。


※同情報は「バヒトラベルエージェンシー」より、ご提供いただきました。