紅海のリゾート地シャルム・エル・シェイクで休暇を楽しむ旅行者は、４月０６日は１,２００名、４月０７日は３,９００名を記録しました。これらの数字は、このリゾート地を含めて、エジプト観光の安定性と安全性を示しています。
数字そのものとしての稼働率は通常の５０％以上ですが、周辺のリゾート地と比べると、むしろ良い趨勢にあるとの知事談話が発表されました。

一方、ルクソールでは６日、ドイツ、英国、フランス、イタリー、スペイン、スイス、ベルギー、オランダ、デンマークから４２機のチャーター便で４,９３０名の観光客が到着しました。

また、クルーズ船によりアレキサンドリアに寄港した観光客は２,８００名で、歴史的遺跡、世界最古の図書館を復元した、ビブリオシカ・アレキサンドリア図書館などを訪れます。
４月０７日朝には、パナマ船籍の地中海クルーズ船「ベルバ号」で１,３００名の観光客が到着します。
４月０７日晩にはイタリーより「アステリア号」で１,５００名の観光客をお迎えします。

アレキサンドリアの海運会社社長、ハテム・エル・キャディ氏によると、アレキサンドリア、ポートサイド、ハルガダの各港での業務は通常通り、受け入れ体制、サービスがされており、これもベルタギ観光大臣の指導による、各国のメディアとコミュニケーションをはかり、エジプト観光の現状を知って頂く努力と同時に、観光促進政策を推し進めている結果の賜物であると述べています。