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エジプト [ Arab Republic of Egypt ]

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エジプト / テロ事件に対するエジプト政府の声明 (エジプト観光局 発出情報)

掲載日時:2003年05月23日

情報提供:エジプト大使館エジプト学・観光局

エジプト大使館 エジプト学・観光局より、テロ事件に対するエジプト政府の声明文 が参りましたので、お知らせいたします。



■ 平和推進国家エジプトはテロを許しません。


ムバラク大統領はモロッコのモハメッド6世との電話会談で、多くのモロッコ人と一般外国人の犠牲者を出したカサブランカでの爆破事件に対して哀悼の意を表しました。
国民生活を破壊するテロは、全ての人類と宗教に対する重大な挑戦であり、決して許すことの出来ない行為であると非難しました。

今週早々、大統領はサウジアラビアのアブドラ・ビン・アブドュル・アジズ皇太子に対し、リアドにおける爆破事件に対しても哀悼の意を電話で表わしました。

このようなテロ風潮は1986年以降、世界中に広がりをみせてきました。
これに対してムバラク大統領はテロに対抗する国際会議のイニシアティブをとってきました。

エジプトは20世紀最後の90年代に、テロに悩まされてきました。しかしながら、1997年の事件を最後に、テロを完全に根絶することに成功しました。
エジプト中の隅々に至るまでこのような事件は1件も起きていません し、97年以降今日に至るまで、エジプトには2,000万人以上の観光客が安心して観光を楽しまれています。

こうしたことは強調すべき事実だと、マンドゥーハ・エル・ベルタギ観光大臣は述べました。

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■ 内務大臣声明

最近のサウジ・アラビア、モロッコにおけるテロ事件に対して、エジプト政府はいかなるテロ活動に対しても断固たる決意をもって反対すると声明しました。

ハビブ・エル・アドリィ内務大臣は国内の主要建物、文化施設、観光地、レストラン、ホテル、運輸施設、交通機関の安全保障対策に対して不退転の姿勢で臨むと省内関係会議で述べました。

大臣はエジプト各地での安全保障をより強化・継続していく方針であり、97年以降 1件のテロも発生させていないという事実はエジプトが安全な国であり、その努力をしている国でもあるという証しであると述べました。

97年以降エジプトは警察、警備体制の強化を行ってきました。
それは制服姿、私服の警察官、ガードマンは言うに及ばず、海外からの観光客に対しても安全かつ安心してエジプト観光できるよう観光地、観光施設への特別保安体制を維持、強化してきましたし、今後共、継続していく方針であると述べました。