ユネスコ世界遺産「コロニア・デル・サクラメント」その1
ウルグアイの首都モンテビデオから177km、ラプラタ河をはさんで隣国アルゼンチンの首都ブエノスアイレスからわずか45kmに位置するウルグアイの河の玄関、コロニア県の県庁所在地「コロニア・デル・サクラメント」は、通称「コロニア」と呼ばれています。(「コロニア」とはスペイン語で植民地という意味があります)
近いがゆえに、船で国境を越えるという珍しい経験も可能です。尚、ブエノスアイレス、コロニアで行われる出入国手続きは、とても簡単です。
コロニア港からユネスコの世界文化遺産に指定された「歴史的な街並み」までは、車で約10分弱。大きな荷物が無ければ歩いて行く事も出来ます。この「歴史的な街並み」は一箇所に集中しておりますので、2時間程度の時間があれば徒歩にて十分見学が可能です。小さな博物館が周辺に点在しておりますので、歴史や文化に関心のある方もお楽しみいただけます。
過ぎ去った年月を感じさせる古い石畳の道に、坂や階段はほとんどありませんので、ご年配の方でも十分に観光が可能です。但し、岬の灯台見学時だけは、らせん階段を上っていただく必要がありますが。。。
現地のガイドさんから説明を聞いた後は、自由に散策されるのが良いでしょう。カフェテリアで一休みするのもよし、教会を訪ねるのもよし、お土産さんをのぞく、遠くに見えるブエノスアイレスをカメラに収める等々、その楽しみ方は人それぞれ。
街並みも大変わかりやすいので、安心して散策いただけます。
歩くのに疲れた方には、レンタルの「電動カート」もあります。
コロニア・デル・サクラメント市
1995年にユネスコの世界遺産として登録された「歴史的街並み」のあるコロニア・デル・サクラメント市は、ラプラタ河に沿い南北5km、東に約3kmという細長い地形の市に25,000人が住むコロニア県の行政・文化の中心です。
ウルグアイの特徴ともいえる豊かな街路樹におおわれた「歴史的街並み」の心地よい静けさから、過ぎ去った戦いの日々を思い起こすのは困難かもしれません。
ラプラタ河の東側の支配権を誰が手にするのか。17世紀の覇者スペインとポルトガルの領土争いは1650年から1750年までの100年間続き、実にこの間、同地では9回も支配者が変わったと言われております。「歴史的街並み」は、その争いの歴史でもあり、ポルトガル時代の建物の隣にスペイン時代の建物が建つという世界でも稀な世界遺産の名にふさわしい街並みとなっています。
では、ここから「コロニア」の観光ポイントをご紹介して参ります。
詳しくはOTOA事務局までお問い合わせ下さい。
尚、公序良俗に反するものや営利行為、その他当サイトの趣旨に 著しく反するものは、掲載掲載出来ませんので予めご了承下さい。
- 【 お問い合わせ先 】
- 一般社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会 事務局
TEL: 03-5470-9501 E-mail: mail@otoa.com
- ●外務省提供
- ●観光庁提供
- ●厚生労働省 検疫所情報
- ●国土交通省航空局 提供