ユネスコ世界遺産「コロニア・デル・サクラメント」その3
コロニアの博物館
コロニア県立博物館
博物館の建物は、1795年建設、1835年にスペイン人によって再建されたものです。コロニア市内で最初にオープンした博物館としても知られています。
80cmを超える厚い壁が大変印象的です。時代や階層を越えた様々な人々からの寄贈品が展示されているのが特徴です。
陶器、軍隊で使われていた重火器や制服、鳥や蝶の剥製、古地図、恐竜やくじらの骨、時代を反映した数々の扇子のコレクション等々、様々なものが展示されています。
テーマを限定しない県立の博物館らしい展示品の多様さが人気です。
タイル博物館
博物館の建物は、1700年代の初めにポルトガル人によって建てられたものです。
1849年~1900年に作られたウルグアイ、ポルトガル、スペイン、フランスのタイルが展示されています。
中でも1840年にウルグアイで初めて作られたタイルの素朴かつ暖かみのあるデザインアは、必見です。
ポルトガル博物館
博物館の建物は、典型的なポルトガル様式の1720年代の建物です。
60cm~90cmもの厚い外壁、内壁、仕切り壁、床の一部は当時のものがそのまま残っています。
当時使われていた家具のレプリカやポルトガル軍の軍服等が展示されています。
その他市内には、
古書保存博物館、考古学博物館、スペイン博物館、ナカレージョ博物館があります。
※以上7つの博物館の入場券は、7館共通で10ペソ(2日間有効)と大変便利です。
何れの博物館も開館時間は11:30~16:45、休館日は水曜日となります。
尚、何れの博物館にもトイレは、ありませんのでご注意を。
必見! コロニアの夜 ~ 18世紀の植民地時代のろうそくの色を再現 ~
コロニアが美しく輝く時間帯は、夕暮れから夜にかけてです。
ラ・プラタ河に沈む夕陽の美しさは、この地ならではのもの。十分にご堪能ください。
そして夜には、また別の美しさがここにはあります。18世紀の植民地時代のろうそくの色を再現したという黄色い街灯に照らされる街並みは、まるで異次元の世界です。まるでレンガ造りの小さな家から18世紀の衣装をまとった紳士淑女が、いつ現れてもおかしくない! そんな街並みです。
コロニアへは、日帰りでなく1泊される事をおすすめいたします。
もちろん、ホテルも4ツ星、5ツ星を始め数多くありますので、ご希望、ご予算に合わせた形でお選びいただけます。
レストランも河沿いの眺めの良いお店から、ウルグアイの伝統料理「アサード」(牛肉料理)のお店、イタリア料理、スペイン料理のレストラン等々、色々なお店がありますが、どこもおいしくて清潔、ボリュームたっぷりです。
少し早く目覚めた朝は、カメラを持ってもう一度歴史的な街並みを歩いてみましょう。朝日に映る遺跡群は、前日とはまた違った表情を見せてくれる事でしょう。
尚、コロニアの朝はゆっくりです。ホテルの朝食は、ほとんどが8時からです。現地の人々同様、スローライフを十分にご満喫ください。
詳しくはOTOA事務局までお問い合わせ下さい。
尚、公序良俗に反するものや営利行為、その他当サイトの趣旨に 著しく反するものは、掲載掲載出来ませんので予めご了承下さい。
- 【 お問い合わせ先 】
- 一般社団法人 日本海外ツアーオペレーター協会 事務局
TEL: 03-5470-9501 E-mail: mail@otoa.com
- ●外務省提供
- ●観光庁提供
- ●厚生労働省 検疫所情報
- ●国土交通省航空局 提供